リストバンド券売機 × 入退場ゲートで、安全な無人受付と省人化運営を実現
- 【種別】
- 屋内型アスレチック施設
- 【導入時期】
- 2025年6月
- 【導入機器】
- チケット販売システム|リストバンド券売機|入退場ゲート・セキュリティゲート
- 日時・定員制限設定
- 定員制限
- 券売機
- チケット共通在庫
- 申込フォームカスタマイズ
- リストバンド
- システム開発
目次
導入施設について

SkyWalker7058は、埼玉県川越市の複合商業施設「ウニクス南古谷」内にある次世代の屋内アスレチック施設です。広々とした屋内空間で、子どもから大人まで全身を使って楽しめるアクティビティがたくさん揃っています。
トランポリンやクライミング、ボルダリング、ロープアスレチックなど、体を動かす遊びが豊富で、家族や友達同士でも挑戦を楽しめます。安全面も重視されており、クッション性のある床や安全ネットが備えられているため、小さなお子さまでも安心して遊べます。
さらに、施設内ではデジタル体験も体験可能。アスレチック中の自動撮影システムで写真を撮影し、そのまま保存・購入できるため、思い出を簡単に残せます。
屋内型なので天候に左右されず、アナログとデジタルを融合させた新しい遊び場として、多くの来場者にワクワクする体験を提供しています。
導入背景
SkyWalker7058様は新規オープンの施設であり、オープン準備段階から省人化による効率的な運営が求められていました。
特に、子ども向けアスレチック施設であるため、プレイエリアの安全確保が最優先課題であり、受付業務に割く人員を最小限に抑え、無人または少人数での受付運営を希望されていました。
また、アトラクション体験時の写真撮影を自動化する「自動撮影システム」の導入を検討していたものの、従来の仕組みではチケットと撮影システムが別々のQRコードで管理される必要があり、来場者と運営双方に手間や混乱が生じるという課題も存在しました。
これらの背景から、チケット販売・入退場管理・体験写真のすべてを一元化できる仕組みが求められていました。
導入の目的① – 無人受付・省人化によるDX運営の実現
SkyWalker7058様では、オープン準備段階から「受付業務を最小限にし、できるだけ省人化したい」という強いニーズがありました。特に同施設は、専用の安全器具を装着して遊ぶアスレチックエリアが中心となるため、安全管理に人員を配置する必要があります。そのため、受付や発券に人手を割かず、プレイエリアの安全管理にスタッフを集中させる仕組みが求められていました。
しかし一般的なチケットシステムはオンライン販売のみが中心で、
・入退場ゲートの自動化
・無人受付の実現
・省人化と安全確保の両立
といった運営要件を満たすことが困難でした。

そこでクラウドパスが提供する、
「オンライン販売」「券売機」「入退場ゲート/セキュリティゲート」まで一式を揃えた運営基盤を採用。
受付業務の大幅な省人化と無人化を可能にし、安全面に必要なスタッフをプレイエリアへ再配置できる運営体制を構築しました。
導入の目的② – リストバンド券売機による“購入済み判定”と安全管理の両立
無人受付を導入するにあたり、従来受付で行っていた「チケット購入済みかどうかの確認」を現場で代替する手段が必要でした。スマホ画面提示やQR読取をスタッフが行う方式では無人化が成立しないため、オンライン販売中心の一般的なチケットシステムでは対応が難しい状況でした。
そこで、クラウドパスが取り扱う
QRチケット付きリストバンドを発券できる券売機が課題解決に貢献しました。

リストバンドであれば、
・装着しているだけで“購入済み”が目視で一瞬で判別できる
・未購入者の紛れ込みを防ぎ、安全管理がしやすい
・プレイエリアのスタッフが受付機能も兼ねられる
といった利点があり、無人受付と安全確保を両立した運用が可能です。また、無断入場の防止にも役立ち、監視負担の大幅な軽減も実現できます。
またクラウドパスのリストバンドは防水仕様のため、アクティビティ中や手洗い時でも問題なく利用でき、アスレチック施設との相性も非常に高い形式となりました。
導入の目的③ – 申込フォームのカスタマイズと柔軟な販売設定
SkyWalker7058様は、子ども連れの利用が多い施設で、券種も「小学生・こども(身長122cm以上)」「中高生」「おとな(18歳以上)」「付添」など複数あります。チケット販売システムの中には、一度に複数枚購入できなかったり、申込後のチケット管理が煩雑になるものもあり、利用者にとって不便な場合があります。
クラウドパスでは、複数券種の登録や一度の申込で複数枚選択が可能です。また、申込フォームの項目をカスタマイズできるため、チケット販売に関する規約だけでなく、施設利用時の注意事項や規約も設置できます。
さらに、運営に役立つアンケート項目も追加できるため、施設運営に合わせた柔軟な販売方法を実現できます。


導入の目的④ – 当日販売とオンライン販売の在庫を共通管理
SkyWalker7058様では、当日販売(リストバンド券売機)とオンライン販売の両方でチケットを販売する必要がありました。従来のシステムでは、チャネルごとに在庫が分かれて管理されることが多く、売り越しや二重販売のリスクが課題でした。
クラウドパスでは、オンライン販売と券売機販売の在庫をリアルタイムで同期できるため、複数チャネルでの販売でも在庫や売上を一元管理可能です。これにより、運営スタッフの確認作業や管理負担を大幅に削減し、安全でスムーズな販売体制を実現できます。
導入の目的④ – 1つのリストバンドにQRコードを集約
商談を進める中で、SkyWalker7058様から「DNP自動撮影システム」と連携できないかという要望がありました。

「DNP自動撮影システム」は、施設内のフォトスポットに設置されたカメラが来場者の動きをセンサーで検知し、自動で撮影する仕組みで、利用にはQRコードによる認証が必要です。しかし、来場者がチケットと撮影用QRの2枚を持つのは不便であり、プレイ中にQRを携帯することも難しい状況でした。

そこでクラウドパスでは、独自開発の「カスタムQR」機能を用い、チケット管理と撮影システムを1つのQRコードに統合。リストバンド券売機で発行されるQRコードにより、以下をシームレスに体験可能になりました。
・入退場ゲートの通過
・アスレチック内の自動撮影システム利用
・写真の保存、購入
これにより、来場者はQRコードを持ち替える必要がなく、便利で統一感のある体験が提供可能になりました。
導入効果・運用サポート
クラウドパスの導入により、施設運営における管理コストの大幅な削減と業務効率化を実現しました。オンライン販売とリストバンド券売機の在庫を共通管理できるため、売り越しや二重販売のリスクがなく、日々の販売状況や在庫確認にかかる手間を大幅に軽減できます。
さらに、QRコード付きリストバンドチケットを活用することで、入場済みかどうかを目視で瞬時に確認でき、未購入者の紛れ込みを防止。無人受付でも安全管理が可能となり、スタッフの監視負担や人件費の削減につながっています。
加えて、「カスタムQR」機能により、入退場管理とアトラクション内の自動撮影システムを1つのQRコードで統合。チケット管理から撮影、写真の保存・購入までがシームレスに行えるため、来場者への利便性を損なうことなく、運営側の手作業も大幅に削減されています。
オンライン申込フォームのカスタマイズやアンケート機能も活用できるため、情報収集や規約確認もデジタルで完結。紙チケット管理や窓口対応の負担を減らし、施設全体の管理コスト最適化に大きく貢献しています。
【ご担当者さまからのコメント】
オンライン購入、券売機による現地購入、入退場にゲート設置により、施設運用のDX化を実現。
基本受付にスタッフが配置する必要がない運用設計にできており、最小限の人数で安全に運用が可能となりました。
また、クラウドパスの開発力により、より制度の高い体験プログラムを提供できることができ、これからたくさんの方へ楽しんでいただけるのが楽しみです。
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