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【26年最新版】電子チケットの種類と活用ガイド|仕組み・使い方・導入事例
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電子チケットは、スマートフォンがチケット代わりになる便利な仕組みです。
従来の紙チケットとは異なり、購入から入場までオンラインで完結するため、利用者の利便性向上はもちろん、主催者側の業務効率化にも繋がります。
この記事では、電子チケットの基本的な仕組みから、販売方式や認証方式による種類の違い、それぞれのメリット・デメリットまでを分かりやすく解説し、スムーズな導入と活用をサポートします。
目次
電子チケットとは?スマホがチケットになる仕組みを解説
電子チケットは、従来の紙のチケットを電子化したもので、スマートフォンに表示させて使用する仕組みです。
利用者はオンラインでチケットを購入後、発行されたQRコードや専用アプリの画面を受付で提示するだけで入場できます。
紙のチケットのように、発券の手間や紛失のリスクがない点が大きな特徴です。
主催者側にとっても、印刷や郵送のコスト削減、販売状況のリアルタイムな把握、当日の受付業務の効率化など、多くのメリットをもたらす仕組みといえます。
電子チケットの種類とは?使い方・用途別にわかりやすく解説
電子チケットは、その用途や使い方によっていくつかの種類に分けられます。
イベントや施設の入場管理に使われる一般的な入場チケットのほか、特定の時間帯への入場を制限する日時指定チケット、商品やサービスと引き換えるクーポンタイプなどがあります。
主催者は、イベントの特性や目的に合わせて最適な種類のチケットを選択することで、円滑な運営と利用者の満足度向上を図ることが可能です。
それぞれの特徴を理解し、適切に活用することが重要です。
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入場チケット(イベントや施設などの入場管理)
入場チケットは、コンサートやスポーツ観戦、美術館、テーマパークといった様々なイベントや施設で利用される最も基本的な電子チケットです。
来場者はスマートフォンに表示されたQRコードなどを提示するだけでスムーズに入場できるため、当日の受付混雑を緩和できるメリットがあります。
主催者側は、購入者データを活用して来場者層を分析したり、次回のイベント告知に繋げたりと、マーケティング施策に活かすことも可能です。
また、ペーパーレス化により、チケットの印刷や発送にかかるコストと手間を削減できる点も大きなメリットです。
日時指定チケット(入場時間を管理するチケット)
日時指定チケットは、特定の日にちと時間帯を指定して発行される電子チケットです。
この方式は、美術館やテーマパーク、人気イベントなど、一度に多くの来場者が集中すると混雑が予想される施設で特に有効です。
入場者数を時間帯ごとに分散させることで、施設内の混雑を緩和し、来場者に快適な体験を提供できます。
また、主催者側は、時間帯ごとの来場者数を正確に予測できるため、スタッフの配置計画などを効率的に行えるようになります。
これにより、人件費の最適化や、スムーズな運営が実現可能です。
クーポン・引換券タイプ(物やサービスと交換)
クーポン・引換券タイプの電子チケットは、特定の商品やサービスと交換するために利用されます。
例えば、イベント会場でのグッズ引換券や、飲食店でのドリンク一杯無料クーポンなどがこれにあたります。
チケットぴあがセブン-イレブンでの発券と連携しているように、オンラインで購入した引換券を実際の店舗で利用する形態もあります。
利用者にとっては、スマートフォン一つで手軽に特典を受けられるメリットがあり、主催者側も紙のクーポンの印刷や配布の手間を省けるため、効率的なプロモーション活動が可能です。
電子チケットの表示方法と認証方法の基本
電子チケットの表示方法には、ウェブブラウザで表示するタイプと専用アプリで表示するタイプの2種類が主流です。
認証方法は、QRコードを読み取る方式が最も一般的ですが、そのほかにも電子スタンプや顔認証など、セキュリティや利便性を高めた様々なサービスが登場しています。
イベントの規模や特性、ターゲット層に合わせて、主催者は最適な表示・認証方法を選択することが求められます。
電子チケットの主な表示方法
電子チケットの表示方法は、主にウェブブラウザ型と専用アプリ型に大別されます。
ウェブブラウザ型は、メールなどで送られてきたURLにアクセスするだけでチケットを表示できる手軽さが魅力で、利用者にアプリのインストールを求める必要がありません。
一方、専用アプリ型は、プッシュ通知でイベントのリマインドを送ったり、不正なスクリーンショットによる転売を防いだりする機能に優れています。
どちらのサービスを選ぶかは、チケットを簡単にシェアさせたいか、あるいは不正対策を重視するかといったイベントの目的によって決まります。
施設利用シーンに応じた表示・認証の考え方
施設運営において電子チケットの表示・認証方法を選ぶ際は、利用者の利便性と運営側の効率性の両方を考慮する必要があります。
例えば、観光施設のように不特定多数の利用者が訪れる場所では、アプリのインストールが不要なブラウザ表示のQRコード認証が手軽で適しています。
一方、会員制の施設や年間パスポートなど、リピーター利用が中心の場合は、専用アプリを導入することでプッシュ通知による再来訪促進や、顧客情報の管理がしやすくなります。
主催者は、施設の特性やターゲット層に合わせて最適なシステムを選ぶことが重要です。
電子チケット種類別活用シーン|イベント・施設運営での具体例
電子チケットは、大規模な音楽フェスから地域の小規模な催し、美術館や水族館といった常設施設まで、幅広いシーンで活用されています。
入場管理の効率化だけでなく、日時指定による混雑緩和、座席指定の円滑化、クーポン配布による販売促進など、主催者が抱える様々な課題を解決するツールとして利用が広がっています。
具体的な活用例を見ることで、自社の運営に導入する際のヒントが得られます。
イベント・展示会での入場管理
大規模なイベントや展示会では、開場時の入場待機列が大きな課題となります。
電子チケットを導入すれば、来場者はスマートフォンに表示したQRコードを提示するだけでスムーズに入場できるため、受付業務が大幅に効率化され、混雑緩和に繋がります。
この仕組みにより、スタッフはチケットのもぎり作業から解放され、来場者の案内や他の業務に集中できます。
また、リアルタイムで入場者数を把握できるため、会場内の人数管理やセキュリティ対策にも役立ちます。
日時指定が必要な施設・イベント
美術館や博物館、テーマパークといった施設では、適切な入場者数管理が顧客満足度に直結します。
電子チケットサービスを活用した日時指定制を導入することで、時間帯ごとの入場者数をコントロールし、施設内の混雑を避けることが可能です。
これにより、来場者は快適に展示やアトラクションを楽しめるようになります。
主催者側も、各時間帯の来場者数を事前に把握できるため、スタッフの配置や運営計画を最適化でき、スムーズな施設運営が実現します。
座席指定が必要なライブ・公演
コンサートホールや劇場で行われるライブ・公演では、正確な座席管理が不可欠です。
電子チケットシステムを導入することで、オンラインでの座席指定販売が容易になり、利用者は自身のスマートフォンで座席位置を確認しながらチケットを購入できます。
このメリットは、購入者の満足度向上に直結します。
また、紙チケットで発生しがちな不正転売のリスクを、本人確認機能が強化された電子チケットによって低減させることが可能です。
主催者側は、空席状況をリアルタイムで把握できるため、販売戦略の最適化にも繋がります。
クーポン・引換券としての活用
電子チケットは、入場券としてだけでなく、クーポンや商品引換券としても幅広く活用できます。
例えば、イベント来場者特典としてドリンク引換券を配布したり、商業施設で特定の商品が割引になるクーポンを発行したりすることが可能です。
Gettii(ゲッティ)の「れすQスマート認証アプリ」のような仕組みを使えば、スマートフォンの画面提示だけで簡単に利用認証ができます。
紙媒体での印刷や配布コストがかからず、利用状況をデータで管理できるため、費用対効果の高いプロモーション施策を手軽に実施できます。
リピーター施策・キャンペーンとの連携
電子チケットの購入・利用履歴データは、貴重な顧客情報となります。
主催者はこのデータを活用し、過去に来場した顧客に対して、次回のイベント情報や割引クーポンをメールやLINEで配信するなど、効果的なリピーター施策を展開できます。
また、来場回数に応じて特典を提供するキャンペーンを実施することも可能です。
これにより、顧客との継続的な関係を築き、ファンの育成や安定した集客に繋げることができます。
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【施設利用者向け】電子チケットの基本的な使い方4ステップ
施設で電子チケットを利用する際の手順は、予約から利用まで非常にシンプルです。
まずオンラインで日時などを指定して予約・決済し、発行された電子チケットを受け取ります。
施設を訪れる当日は、スマートフォンの画面にそのチケットを表示させ、受付スタッフに提示するだけです。
受付ではQRコードの読み取りなどで認証が行われ、完了すればそのまま入場・利用できます。
この手軽さが電子チケットの大きな魅力です。
1.予約完了後、電子チケットを受け取る
施設利用の予約と決済が完了すると、電子チケットが発行されます。
受け取り方法はサービスによって異なりますが、一般的には予約完了画面に表示されるか、登録したメールアドレス宛にチケット情報が記載されたURLが送られてきます。
また、LINEなどのSNSを通じて送られてくる場合もあります。
Gettii(ゲッティ)のように、「れすQスマート認証アプリ」といった専用アプリ内でチケットを受け取る形式もあり、その場合は事前にアプリのダウンロードが必要です。
いずれの方法でも、案内に従って操作すれば簡単にチケットを取得できます。
2.来場当日、電子チケット画面を表示
施設に来場する当日は、受付で提示するために電子チケットの画面を準備します。
受け取った方法に応じて、メールやLINEのメッセージに記載されたURLをタップするか、専用アプリを起動してチケット画面を開きます。
スクリーンショットでは入場できない場合が多いため、必ず元のデータを表示できるようにしておきましょう。
また、スマートフォンの充電が切れてしまうとチケットを表示できなくなるため、事前に十分に充電しておくか、モバイルバッテリーを持参すると安心です。
3.受付でチケットを提示・認証
施設の受付に到着したら、準備しておいた電子チケットの画面をスタッフに提示します。
最も一般的な認証方法は、スマートフォンに表示されたQRコードを専用の読み取り機にかざす方式です。
そのほか、スマートフォンの画面に電子スタンプを押してもらうタイプや、スタッフが画面を指でスワイプして「使用済み」にするタイプなどもあります。
いずれの方法も、スタッフの指示に従って操作するだけで、簡単かつ迅速に入場処理が完了します。
4.認証後、そのまま施設を利用
受付での認証が完了すれば、入場手続きはすべて終了です。
あとは、そのまま施設内に入り、展示やアトラクションなどを楽しむことができます。
電子チケットの仕組みは、紙のチケットをもぎる作業をデジタル化したもので、利用者は物理的なチケットを管理する手間から解放されます。
認証後のチケット画面は「使用済み」などの表示に切り替わり、再入場ができない設定になっていることが一般的です。
退場時まで特別な操作は必要ありません。
【イベント利用者向け】電子チケットの基本的な使い方4ステップ
イベントで電子チケットを利用する際も、施設利用の場合と基本的な流れは同じですが、同行者への分配(シェア)機能が加わることがあります。
公式サイトなどでチケットを購入し、メールやアプリで受け取った後、必要に応じて同行者にチケットを渡す操作を行います。
当日は各自がスマートフォンでチケットを提示して入場します。
この仕組みにより、チケットの受け渡しがスムーズになるメリットがあります。
1. 公式サイトやアプリでチケットを購入する
イベントの電子チケットを入手するには、まず主催者の公式サイトやチケット販売サイト、専用アプリなどから購入手続きを行います。
開催日時、枚数、席種などを選択し、画面の案内に従って氏名や連絡先などの必要情報を入力します。
支払い方法は、クレジットカード決済が一般的ですが、コンビニ払いや各種オンライン決済サービスに対応している場合もあります。
購入が完了すると、登録したメールアドレスに確認メールが届くので、内容に間違いがないか必ず確認しましょう。
2. 購入完了メールやアプリでチケットを確認
チケットの購入手続きが完了すると、登録したメールアドレスに購入完了メールが届きます。
このメールには、電子チケットそのものや、チケットを表示するためのURLが記載されています。
専用アプリを通じて購入した場合は、アプリ内の「マイチケット」のようなページから購入済みのチケットを確認できます。
イベント当日までこのメールやアプリの通知は大切に保管し、いつでもチケット情報にアクセスできるようにしておきましょう。
紛失しないよう、メールにスターを付けたり、アプリをホーム画面の分かりやすい場所に配置したりすると便利です。
3. 同行者へチケットを分配する(必要な場合)
複数枚のチケットをまとめて購入した場合、イベントによっては同行者へ事前にチケットを分配する必要があります。
分配方法は、チケット販売サービスの機能を使って、LINEやメールなどで同行者にチケットのURLを送るのが一般的です。
同行者は送られてきたURLにアクセスし、自身のスマートフォンでチケットを受け取ります。
この操作により、当日は購入者と別々に入場することが可能になります。
不正転売防止のため、一度分配したチケットは購入者の元に戻せない場合もあるので、送る相手を間違えないよう注意が必要です。
4. イベント当日の入場方法
イベント当日は、自分のスマートフォンで電子チケットを表示させて入場ゲートへ向かいます。
入場方法は、QRコードを専用リーダーにかざす、スマートフォンの画面をスタッフに見せて電子スタンプを押してもらう、スタッフが画面をスワイプするなど、イベントによって異なります。
いずれの場合も、スタッフの案内に従えばスムーズに入場できます。
通信環境が悪い場所に備え、事前にチケット画面をブラウザで開いておく、アプリの場合はオフライン表示に対応しているか確認しておくと安心です。
電子チケットを利用する5つのメリット
電子チケットの利用は、購入者と主催者の双方に多くのメリットをもたらします。
購入者にとっては、発券の手間がなく、スマートフォン一つで完結する手軽さが魅力です。
一方、主催者にとっては、チケットの電子化によるコスト削減や業務効率化、不正転売対策、データ活用によるマーケティング強化など、運営面での恩恵が非常に大きいと言えます。
これらのメリットを理解することは、導入を検討する上で重要な判断材料となります。
メリット1:発券の手間がなく紛失リスクが低い
電子チケットの最大のメリットは、その手軽さにあります。購入者は、コンビニエンスストアなどへ出向いて紙のチケットを発券する必要がなく、オンラインで購入から受け取りまでを完結できます。チケットはスマートフォン内にデータとして保存されるため、紙のチケットのように家に忘れたり、どこかで失くしたりといった紛失のリスクが大幅に低減します。
多くのチケットサービスでは、購入履歴からいつでもチケットを再表示できるため、安心してイベント当日を迎えられます。この利便性はイベントに限らず、美術館や水族館といった施設利用時も同様です。チケットを物理的に管理する負担から解放されることで、利用者はより身軽に施設や展示を楽しめます。
メリット2:LINEやメールで簡単に分配できる
複数枚のチケットをまとめて購入した場合、同行者への受け渡しも簡単です。多くの電子チケットシステムには分配機能が備わっており、LINEやメールを使って手軽にチケットを送ることができます。これにより、事前に会ってチケットを手渡ししたり、当日待ち合わせをしたりする手間が省けます。
同行者は送られてきたURLを開くだけで自分のチケットを受け取れるため、非常にスムーズです。この手軽さは、特にグループでのイベント参加において大きなメリットとなります。また、観光施設やテーマパークなどの施設利用においても、家族や友人に事前に送っておくことで、現地で別行動をとる際などに柔軟な対応が可能になります。
メリット3:チケットの印刷・郵送コストを削減できる【主催者側】
主催者にとって、電子チケットの導入は大幅なコスト削減につながります。従来の紙チケットでは、専用の用紙代や印刷代に加え、購入者の手元へ届けるための郵送費といった物理的な経費が発生していました。電子チケットであれば、これらすべての費用を一切不要にできます。
また、チケットの在庫を物理的に管理する必要がなくなるため、保管スペースの確保や管理コストも削減可能です。これはイベントのみならず、美術館や展望台といった施設運営においても同様で、発券機などの設備維持費や資材補充の手間を減らす効果があります。特に大規模な催事や来場者の多い施設ほど、デジタル化による経済的メリットは非常に大きくなります。
メリット4:不正転売の防止につながる【主催者側】
高額での不正転売は、イベント主催者にとって長年の課題です。
電子チケットは、この問題に対する有効な対策となります。
多くの電子チケットシステムでは、購入時に電話番号認証などによる本人確認を行い、チケットに購入者情報を紐づけています。
入場時に身分証明書の提示を求めることで、本人以外の利用を制限できます。
また、スクリーンショットでの入場を不可としたり、分配c機能を制限したりすることで、不正な譲渡を防ぐ仕組みも導入されており、健全なチケット流通に貢献します。
メリット5:入場管理がスムーズになり混雑を緩和できる【主催者側】
イベント当日の受付業務は、電子チケットの導入によって劇的に効率化されます。来場者はスマートフォンに表示されたQRコードなどを提示するだけでよいため、スタッフが目視でチケットを確認し、手作業でもぎる必要がありません。
専用リーダーで読み取るだけで瞬時に認証が完了するため、一人あたりの処理時間が大幅に短縮されます。これにより、開場時の長蛇の列や受付周辺の混雑が緩和され、来場者のストレス軽減とスムーズな運営が実現します。
また、観光施設やアミューズメント施設においても、券売機と連携したシステムを導入することで、当日券の販売から入場までを一元管理でき、現場の混乱を防げます。
知っておきたい電子チケットの4つのデメリットと対処法
電子チケットには多くのメリットがある一方で、導入や利用に際してのデメリットも存在します。主催者や施設運営者は、これらの課題を事前に把握し、適切な対策を講じることが円滑な運営の鍵となります。
主なデメリットとしては、利用者のスマートフォンの充電切れや故障、会場の通信環境による表示トラブル、デジタル化による記念品の欠如、そして操作に不慣れな層への対応が挙げられます。これらの問題は、事前の注意喚起や、現地でのバックアップ体制を整えることで解消可能です。
ここでは、施設やイベントの現場で起こりうる具体的な4つのデメリットとその対処法について詳しく解説します。導入を検討中の方は、現場の混乱を防ぐための参考にしてください。効率的なイベント運営や課題解決に関心がある方は、サービス資料をご確認ください。
デメリット1:スマホの充電切れや故障で表示できない
電子チケットの最大の弱点は、スマートフォンが正常に動作しないと利用できない点です。
当日にスマートフォンの充電が切れてしまったり、予期せぬ故障が発生したりすると、チケットを表示できず入場できなくなる可能性があります。
このような事態を避けるため、利用者はイベント前にスマートフォンを十分に充電し、モバイルバッテリーを携帯することが推奨されます。
主催者側も、万一のトラブルに備え、購入者情報と身分証明書で本人確認ができるような代替の入場フローを用意しておくと安心です。
デメリット2:通信環境が悪いと利用できない可能性がある
電子チケットの種類によっては、表示にインターネット接続が必要な場合があります。
特に山間部の野外フェスや、多くの人が一斉にアクセスする大規模会場、地下のライブハウスなどでは、通信環境が悪化し、チケット画面をスムーズに表示できない可能性があります。
このリスクへの対策として、事前にチケット画面をブラウザで開いておく、オフラインでも表示可能なアプリを利用する、会場にフリーWi-Fiを設置するなどの方法が考えられます。
利用者は、事前にチケット販売元の推奨する利用方法を確認しておくことが大切です。
デメリット3:記念として形に残らない
コンサートや特別なイベントのチケットは、参加した思い出の品として手元に残しておきたいと考えるファンも少なくありません。
電子チケットはデジタルデータであるため、デザインが施された紙のチケットのような物理的な記念品にはなりません。
このデメリットを補うため、一部のサービスでは、イベント後にデジタル上の半券(記念チケット)を発行したり、来場者限定で記念画像をダウンロードできる特典を用意したりするなどの工夫が見られます。
主催者は、こうした付加価値を提供することで、ファンの満足度を高めることができます。
デメリット4:スマホ操作に不慣れな人にはハードルが高い
スマートフォンの操作に慣れていない高齢者層などにとっては、電子チケットの購入や利用が難しく感じられる場合があります。
チケットの申し込みから決済、アプリのインストール、当日の画面表示まで、一連のデジタル操作がハードルとなり、購入を断念してしまうケースも考えられます。
主催者としては、ウェブサイトで図解入りの詳しい利用ガイドを掲載したり、問い合わせ用の電話窓口を設けたりするなど、丁寧なサポート体制を整えることが重要です。
また、電子チケットと並行して、一部紙チケットでの販売を続けるといった配慮も有効な対策となります。
電子チケットシステムの選び方
電子チケットシステムを選ぶ際には、まずイベントの規模や特性を明確にすることが重要です。
小規模なセミナーであれば、手数料が安価で手軽に導入できるセルフサーブ型のシステムが適しています。
一方、大規模なコンサートで集客力を重視するなら、大手プレイガイドが提供する委託販売型の方が有利かもしれません。
また、認証方式(QRコード、電子スタンプなど)、座席指定の有無、同行者への分配機能、グッズ販売との連携、顧客データ分析機能など、必要な機能を洗い出し、自社の目的に合ったシステムを比較検討することが求められます。
電子チケット種類に関するよくある質問
電子チケットの利用が広がるにつれて、利用者からは様々な質問が寄せられます。
特に、「スクリーンショットでの入場は可能か」「スマートフォンを持っていない場合はどうすればよいか」「チケットの譲渡はできるのか」といった点は、多くの方が疑問に思うポイントです。
ここでは、これらのよくある質問に対して、基本的な考え方と一般的な対応策を解説します。
ただし、最終的なルールは各イベント主催者やチケット販売サービスによって異なるため、必ず公式サイトの案内を確認することが重要です。
スクリーンショットでも入場できますか?
結論として、ほとんどの場合、スクリーンショットでは入場できません。
不正利用や転売を防ぐため、多くの電子チケットではQRコードが一定時間で更新されたり、画面上でアニメーションが動いたりする仕組みが採用されています。
必ずアプリやブラウザから正規のチケット画面を表示して提示してください。
スマホを持っていない場合はどうすればいいですか?
原則として電子チケットはスマートフォンでの利用が前提です。
スマートフォンを持っていない場合は、チケットを購入する前に必ず主催者の公式サイトなどで対応方法を確認してください。
イベントによっては、申込者が同行者として登録する、あるいは紙チケットなど別の手段が用意されている場合があります。
チケットを譲渡・リセールすることは可能ですか?
チケットの譲渡やリセール(再販)の可否は、イベントやチケット販売サービスの規定によります。
友人間の譲渡は公式の「分配機能」を使えば可能なことが多いですが、有償での転売は禁止されているのが一般的です。
公式リセールサービスが用意されている場合は、そちらを利用して定価で再販できます。
導入事例|神戸ポートタワー様におけるCLOUD PASS導入事例
リニューアルオープンした神戸ポートタワー様では、WEBチケットの導入にあたりCLOUDPASSをご採用いただきました。
導入の決め手となったのは、券売機やPOSレジとの連携による現地での当日券販売と、WEBでの事前販売の一元管理が可能である点です。
このシステムにより、オンラインでの事前購入と現地の券売機での当日券購入、どちらのデータもリアルタイムで一括して把握できるようになりました。
結果として、売上集計の手間が大幅に削減され、運営の効率化が実現しています。
まとめ
電子チケットは、QRコード式やアプリ式といった認証方法、セルフサーブ型や委託販売型といった販売形態など、様々な種類が存在します。
利用者にとっては発券の手間がなく紛失リスクが低いメリットがある一方、主催者にとってはコスト削減や入場管理の効率化、不正転売防止といった多くの利点があります。
スマートフォンの充電切れなどのデメリットも存在しますが、事前に対策を講じることで対応可能です。
自社のイベントの目的や規模に応じて最適なシステムを選ぶことで、運営の課題解決と参加者の満足度向上を実現できます。


