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プレイガイドとは?仕組みやサービス内容、使い方を分かりやすく解説
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プレイガイドは、コンサートや演劇、スポーツといった各種イベントや、水族館や美術館などの常設施設のチケット販売を運営者に代わって行うサービスです。
この記事では、プレイガイドの基本的な仕組みから、主催者が利用するメリット・デメリット、そして購入者がチケットを手に入れる具体的な方法までを網羅的に解説します。
手数料の内訳や各社の特徴にも触れているため、初めて利用する方でも全体像を理解しやすい内容となっています。
目次
プレイガイドとは?チケット販売を仲介するサービスのこと
プレイガイドは、コンサートや演劇、スポーツイベントなどのチケット販売を、主催者や施設運営者に代わって行う仲介サービスです。
チケットぴあやローソンチケット、イープラスなどが代表例で、販売システムや決済、発券までを一括で任せられる点が特長です。
水族館や美術館などの常設施設にとっても、集客力や販売開始の手軽さは魅力的ですが、日常的な来館対応や入場管理、混雑調整といった運営面では柔軟性に欠ける場合があります。
また、継続的な手数料や来館データの活用が制限される点も考慮が必要です。そのため、施設の運営形態や管理したい内容に応じて、プレイガイドが適しているかを判断することが重要です。
プレイガイドにおけるチケット販売から購入までの流れ
プレイガイドを通じたチケット販売の流れは、まず主催者が公演日時、会場、料金などのイベント情報をプレイガイドに登録し、販売を委託することから始まります。
販売が開始されると、購入希望者はプレイガイドの公式サイトや専用アプリといったネット経由で公演を検索し、購入手続きに進みます。
多くの場合、購入には事前の会員登録が必要です。
希望のチケットが見つかったら、枚数や席種を選択し、クレジットカード決済やコンビニ支払いなどの決済方法を選びます。
決済が完了すると、購入者は指定した方法でチケットを受け取ります。
受け取り方法は、コンビニの端末で発券する紙チケットや、スマートフォンに表示される電子チケットなど、公演によってさまざまです。
この一連のプロセスをプレイガイドがシステムで管理しています。
大手から特化型まで!プレイガイドの主な種類と特徴
プレイガイドには多くの種類があり、各プレイガイドで取り扱うジャンルやサービスに特徴があります。
例えば、大手としてはチケットぴあ、ローソンチケット(ローチケ)、イープラス(e+)が代表的です。
これらのサービスは音楽ライブ、演劇、スポーツ、レジャー施設など、幅広いジャンルのチケットを扱っており、全国的な知名度と集客力に強みがあります。
違いとして、ぴあは老舗としての信頼性、ローチケはローソン店舗での発券の利便性が挙げられます。
一方で、特定のジャンルに特化したプレイガイドも存在します。
例えば、アニメや声優イベントに強いサービスや、小劇場系の演劇、インディーズ音楽に特化したサイトなどがあり、ターゲットを絞った告知が可能です。
目的に応じて、おすすめのプレイガイドを選択することが重要です。
【主催者側】プレイガイドでチケットを販売するメリット
イベント主催者がプレイガイドを利用することには、多くのメリットが存在します。
自社で直接チケットを販売する場合と比較して、集客力の向上や関連業務の負担軽減、さらには販売機会の拡大など、運営面で多岐にわたる恩恵を受けることが可能です。
ここでは、主催者側が享受できる主なメリットを3つの側面に分けて具体的に解説します。
これらの利点を理解することで、より効果的なイベント運営が実現できるでしょう。
多くの人にイベントを知ってもらえる集客力
プレイガイドが持つ最大の強みの一つは、その圧倒的な集客力です。
大手プレイガイドは数百万から数千万規模の会員を抱えており、その巨大なデータベースに対して直接イベント情報を届けることができます。
主催者が自社のウェブサイトやSNSで告知するだけではリーチできない、広範な潜在顧客層にアプローチが可能です。
また、プレイガイドはメールマガジンでの告知、公式サイト上での特集記事の掲載、ジャンルごとのレコメンド機能など、多彩なプロモーション手段を有しています。
これらの販促活動を通じて、イベントの認知度が飛躍的に高まり、新規顧客の獲得やチケット販売数の増加に直結します。
特に大規模なイベントや全国ツアーなど、広範囲な集客が求められる場合にその効果は絶大です。
チケットの発券や代金回収の手間を削減できる
自前でチケットを販売する場合、申し込み受付から入金確認、チケットの印刷・発送、そして当日のもぎり作業まで、非常に多くの事務手続きが発生します。
プレイガイドを利用すると、これらの煩雑な業務のほとんどを代行してもらえます。
購入者からの代金回収と主催者への送金管理はもちろん、全国のコンビニエンスストアでのチケット発券や、近年主流となっている電子チケットの発行システムも提供されます。
これにより、主催者は煩わしい事務作業から解放され、イベントの企画内容の充実やプロモーション活動といった、よりクリエイティブな業務にリソースを集中させることが可能になります。
特に少人数で運営している団体にとっては、業務負担を大幅に軽減できる点が大きな魅力です。
発券業務のアウトソーシングは運営効率を大きく向上させます。
豊富な決済手段でユーザーの購入を後押しする
プレイガイドは、クレジットカード決済を筆頭に、コンビニでの現金支払いや各種電子マネー、キャリア決済など、非常に多様な決済手段を標準で備えています。
主催者がこれらの決済システムを個別に導入しようとすると、各決済代行会社との契約やシステム開発に多大なコストと時間が必要になります。
プレイガイドを利用すれば、これらの豊富な決済手段をすぐに利用できるため、購入者は自身のライフスタイルに合った支払い方法を選択できます。
例えば、クレジットカードを持っていない若年層や、オンラインでのカード情報入力に抵抗がある層も、最寄りのコンビニで支払いを済ませられるため、購入のハードルが大きく下がります。
結果として、幅広い顧客層の購入を後押しし、販売機会の損失を防ぐことにつながります。
【購入者側】プレイガイドでチケットを手に入れるメリット
チケットを購入する側にとってもプレイガイドの利用には多くのメリットがあります。
24時間いつでも自身の都合の良い時にパソコンやスマートフォンからチケットを探して購入できる利便性が最大の魅力です。
また、公式の販売ルートであるため偽造チケットや不当に高額な転売チケットを購入してしまうリスクがなく安心して取引を行えます。
さらに人気公演のチケットを一般発売に先駆けて入手できる「先行販売」やファンクラブ会員限定のチケット販売などプレイガイドを通じてしか手に入らない特典や機会も豊富に用意されています。
これらの利点を活用することでより快適で有利にチケットを入手できます。
【主催者側】プレイガイド利用前に知っておきたいデメリット
多くのメリットがある一方で、主催者がプレイガイドを利用する際にはいくつかのデメリットも存在します。
手数料などのコストが発生する点や、販売方法に関する制約、システム障害のリスクなどが挙げられます。
これらの注意点を事前に理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、自社のイベントに最適な販売方法を選択することが可能になります。
特に注意したいのが、プレイガイド側でシステム障害が発生した場合、主催者がリアルタイムで顧客情報や販売状況を取得できなくなる可能性がある点です。ここでは、プレイガイド利用に伴う主なデメリットを3点解説します。
販売手数料などのコストがかかる
プレイガイドを利用する上で避けられないのが、各種手数料の発生です。
主催者は、チケットの販売枚数や売上金額に応じて、プレイガイドに対して一定の料率の販売手数料を支払う必要があります。
この手数料はチケット料金の数パーセントに設定されていることが多く、イベントの収益を直接的に圧迫する要因となります。
加えて、サービスによっては初期登録費用や月額のシステム利用料、チケットの発送費用などが別途発生する場合もあります。
特に、チケット単価が低いイベントや、利益率が元々高くない公演の場合、これらの手数料負担が経営の重荷になる可能性も否定できません。
契約を締結する前に、手数料の体系を詳細に確認し、慎重に収支計画を立てることが不可欠です。
独自の販売条件を設けにくい場合がある
プレイガイドが提供するチケット販売システムは、多くのイベントで利用できるよう汎用的に作られています。
そのため、主催者が独自の販売条件を設けたい場合、システムの仕様上、対応が難しいケースがあります。
例えば、「特定のグッズとチケットをセットで販売する」「リピーター向けの特別割引を適用する」といった、複雑で柔軟な販売戦略を実施したいと考えても、プレイガイドのシステムでは実現できない可能性があります。
また、座席の配席についても、ある程度プレイガイド側のルールに従う必要があり、主催者の意図通りに細かくコントロールできないこともあります。
このように、チケット販売における自由度が制限される場合があるため、独自のマーケティングを展開したい主催者にとっては制約と感じられるかもしれません。
システム障害が発生するリスクも考慮する必要がある
プレイガイドのシステムは安定稼働するように設計されていますが、システム障害のリスクが全くないわけではありません。
特に、絶大な人気を誇るアーティストのコンサートチケット発売時など、発売開始時刻にアクセスが極端に集中すると、ウェブサイトにつながりにくくなったり、サーバーがダウンしたりする事態が発生し得ます。
このようなシステムトラブルが起こると、チケットを販売できる機会を失うだけでなく、購入を希望していたファンからの不満やクレームにつながる恐れもあります。
これは主催者側では直接対処できない外部リスクであり、障害発生時はプレイガイド側の復旧を待つしかありません。
万が一の事態に備え、障害発生時のプレイガイド側のサポート体制や連絡フローなどを事前に確認しておくことが求められます。
プレイガイド利用時にかかる手数料の内訳を解説
プレイガイドを利用する際には、主催者と購入者の双方に手数料がかかります。
主催者が負担する主な手数料は、チケット売上の一定割合を支払う「販売手数料」や「委託販売手数料」です。
これに加えて、初期費用やシステム利用料が発生する場合もあります。
一方、購入者が負担する手数料は多岐にわたります。
チケット1枚ごとに発生する「システム利用料」、コンビニなどで紙チケットを発券する際の「発券手数料」、先行抽選販売などを利用する際の「特別販売手数料」、そしてコンビニ払いやキャリア決済などを選んだ場合の「決済手数料」などが代表的です。
これらの手数料はプレイガイドや公演内容によって金額や名称が異なるため、購入者はチケットの額面価格だけでなく、手数料を含めた総額を支払う前に確認する必要があります。
プレイガイドとは?チケット販売システムとの違い
プレイガイドとは、チケット販売の仲介サービスであり、知名度や集客力によって多くのユーザーにチケットを届けやすい点が強みです。しかし、主催者側が販売方法や顧客情報を自由に管理できない側面があります。一方、チケット販売システムは、主催者自身が販売ページの設計、価格設定、在庫管理、来場者データの取得までを自社でコントロールできるため、柔軟な対応が可能です。
両者の大きな違いは、コントロール性とデータ活用の自由度にあり、プレイガイドでは手数料が発生するほか、顧客情報の取得ができなかったり、販売フローが限定されることがあります。
その点、クラウドパスのようなチケット販売システムを活用すれば、販売から入場管理までを一元化し、イベントの運営方針に合わせた柔軟なチケット運用が可能です。プレイガイドに依存しないチケット販売を検討している場合は、クラウドパスの導入を選択肢の一つとして取り入れてみるのもよいでしょう。
まとめ
プレイガイドは、イベントのチケット販売を仲介するサービスであり、主催者にとっては広範な集客力や販売業務の効率化といったメリットを提供します。
購入者にとっては、オンラインで時間や場所を問わずチケットを探し、多様な決済手段で購入できる利便性があります。
一方で、主催者側には販売手数料などのコストが発生し、独自の販売条件を設定しにくいといった制約も存在します。
購入者側も、チケット本体の価格とは別にシステム利用料や発券手数料などがかかる点を理解しておくことが必要です。
このように、プレイガイドはチケット売買を円滑にする有効な仕組みですが、主催者と購入者の双方がその特性を理解した上で利用することが求められます。


