
予約フォームを無料で作成!予約率UPの秘訣とおすすめツール10選とGoogleフォームの作り方を徹底解説
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予約管理の効率化を目指す事業者にとって、予約フォームの作成は重要な課題です。
この記事では、コストをかけずに予約フォームを作りたい方のために、無料のおすすめツールと、多くの人が使い慣れているGoogleフォームでの作り方を解説します。
電話やメールでの予約受付に限界を感じているなら、オンラインの予約フォームを作ることで、24時間体制の受付が実現し、業務負担の軽減が可能です。
自社のサービスに最適な予約フォームの作成方法を見つけていきましょう。
目次
- 1 なぜ今、予約フォームが必要なのか?電話・メール予約の限界
- 2 予約率がアップする!離脱させないフォーム作成の3つの秘訣
- 3 失敗しない予約フォーム作成ツールの選び方
- 4 知っておきたいGoogleフォームのメリット・デメリット
- 5 【図解】Googleフォームで予約フォームを作成する5つのステップ
- 6 Googleフォームを簡易的な予約システムとして運用するコツ
- 7 【2026年最新】無料で使える!おすすめ予約フォーム作成ツール10選
- 7.1 【CLOUD PASS】施設・イベント予約に特化した電子チケット型予約システム
- 7.2 【formrun】シンプルで直感的に使える多機能ツール
- 7.3 【STORE】決済機能に強く、店舗運営をサポート
- 7.4 【SelectType】デザイン性の高いフォームを簡単に作成
- 7.5 【RESERVA】顧客管理からメルマガ配信まで一元管理
- 7.6 【Liny】LINEと連携して予約率アップを実現
- 7.7 【ChoiceRESERVE】豊富なテンプレートで業種問わず対応
- 7.8 【ContactForm7】WordPressサイトならプラグインで簡単導入
- 7.9 【Airリザーブ】上場企業が提供する安心のセキュリティ
- 7.10 【Microsoft Forms】外部サービスとの連携機能が充実
- 7.11 【Peatix】イベントやセミナーの集客に特化
- 8 予約フォームに関するよくある質問
- 9 まとめ
なぜ今、予約フォームが必要なのか?電話・メール予約の限界
従来の電話やメールによる予約受付は、多くの機会損失や業務効率の低下を招く可能性があります。
顧客が予約したいと思ったタイミングは、必ずしも事業者の営業時間内とは限りません。
また、手作業での予約管理は、ヒューマンエラーのリスクを常に伴い、スタッフが本来集中すべきコア業務の時間を奪います。
こうした課題を解決し、ビジネスの成長を加速させる手段として、オンライン予約フォームの導入が求められています。
24時間対応できず、機会損失につながってしまう
電話予約の最大の弱点は、受付時間が営業時間に限定される点です。
顧客が仕事終わりや深夜にサービスを予約したいと思っても、電話がつながらなければその機会は失われます。
特に、ウェブサイトやSNSでサービスを知った顧客は、その瞬間に予約を完了させたいという意欲が高い傾向にあります。
この熱量を逃さず予約につなげるには、24時間365日、いつでも自動で予約を受け付けられるオンラインの予約フォームが不可欠です。
営業時間外の予約希望者を逃すことは、売上向上における大きな機会損失といえます。
手作業による予約管理で、本来の業務が圧迫される
電話やメールでの予約受付は、一件ごとにスタッフが対応する必要があります。
予約内容のヒアリング、空き状況の確認、予約台帳への転記といった一連の作業は、多くの時間を要します。
特に予約が集中する時間帯には、電話対応に追われて他の業務が滞ってしまうことも少なくありません。
また、聞き間違いや転記ミスといったヒューマンエラーが発生するリスクも伴います。
これらの予約管理業務を自動化することで、スタッフは接客やサービス品質の向上といった、より付加価値の高い本来の業務に集中できるようになります。
予約率がアップする!離脱させないフォーム作成の3つの秘訣
せっかく予約フォームにアクセスしてもらっても、入力が面倒だったり、分かりにくかったりすると、ユーザーは途中で離脱してしまいます。
フォームで予約を完了してもらう確率を高めるためには、ユーザー目線に立ったフォーム設計が不可欠です。
入力の手間を最小限に抑え、予約に関する不安を取り除き、いつでもどこからでもスムーズに予約ページへたどり着ける動線を確保すること。
この3つの秘訣を実践することで、機会損失を防ぎ、予約率の向上を図ることができます。
入力項目は必要最低限まで減らしてユーザーの負担を軽減する
フォームからの離脱を防ぐ最も効果的な方法は、入力項目を必要最低限に絞ることです。
予約を確定させるために本当に必要な情報(氏名、連絡先、希望日時など)以外は、思い切って削除しましょう。
特にスマートフォンの小さな画面で多くの項目を入力するのは、ユーザーにとって大きな負担となります。
アンケートや詳細な住所などは、予約が完了した後や来店時にヒアリングすることも可能です。
まずは予約完了までのハードルを極限まで下げることが、コンバージョン率を高めるための鍵です。
キャンセルポリシーを明確に記載して安心感を与える
ユーザーが予約手続きを進める上で、「もし予定が変わったらどうしよう」という不安は、離脱の要因になり得ます。
この不安を解消するために、キャンセルポリシーをフォームの分かりやすい場所に明確に記載しておくことが重要です。
「予約の3日前までキャンセル可能」「キャンセル料は発生しません」といった具体的なルールを提示することで、ユーザーは安心して予約ボタンを押すことができます。
これは、事業者側にとっても無断キャンセルを抑制する効果が期待でき、双方にとってメリットがあります。
WebサイトやSNSに設置して予約へのスムーズな動線を確保する
完成した予約フォームは顧客の目に触れる場所に設置しなければ意味がありません。
自社の公式ホームページの目立つ位置に「予約」ボタンを設置するのはもちろん、アメブロなどのブログ記事の末尾やインスタグラムのプロフィール欄にあるリンクなど、考えられるすべての情報発信チャネルから予約フォームへ直接アクセスできるように動線を確保しましょう。
顧客が「予約したい」と思ったその瞬間に迷うことなく数クリックで予約を完了できる環境を整えることが、予約獲得の機会を最大化します。
失敗しない予約フォーム作成ツールの選び方
予約フォームの作成方法には、テンプレートを使って自作する方法や、
無料の予約管理ツールを比較して導入する方法など、いくつかの選択肢があります。
予約フォーム作成ツールは数多く存在し、それぞれ機能や特徴が異なります。
自社の目的や規模に合わないツールを選んでしまうと、かえって業務が非効率になったり、必要な機能が足りなかったりする事態に陥りかねません。
ここでは、多様なツールの中から最適なものを選ぶために、事前に知っておくべき「汎用フォーム」と「予約システム」の違いや、具体的な比較ポイントについて解説します。
これらの点を踏まえて比較検討することで、導入後のミスマッチを防ぎます。
「汎用フォーム」と「予約システム」の決定的な違いとは?
「汎用フォーム」とは、Googleフォームに代表される、アンケートや問い合わせなど多目的に利用できる情報収集ツールです。
無料で手軽に作成できる一方、予約枠の在庫管理や決済機能は標準で備わっていません。
対して「予約システム」は、予約受付に特化した専用システムです。
カレンダーと連携した予約枠の自動管理、オンライン決済、顧客管理、リマインドメールの自動送信など、予約業務を効率化するための機能が豊富に搭載されています。
ビジネスの規模や求める機能に応じて、どちらのタイプのツールが適しているかを判断する必要があります。
特にイベントや施設予約では、予約受付だけでなく、当日の受付対応や参加者確認まで含めた運用が求められます。
この点で、汎用フォームと予約システムの違いは顕著になります。
ツール選びで確認すべき5つの比較ポイント
予約フォーム作成ツールを選ぶ際は、機能や料金だけでなく、自社の運用に合っているかを多角的に見極めることが重要です。
特に、予約・顧客管理のしやすさ、決済機能の豊富さ、セキュリティの高さは主要な選定ポイントとして考慮すべきでしょう。
また、無料プランの有無や他サービスとの連携も、ツール選びにおいて重要な視点となります。これらの点を比較検討することで、自社に最適なツールを選び出すことが可能になります。
スマートフォンでの管理・操作は簡単か
店舗運営者や個人事業主など、常にパソコンの前にいられるわけではないビジネススタイルでは、スマートフォンでの操作性が極めて重要です。
外出先や移動中に予約状況を確認したり、顧客からの問い合わせに迅速に対応したりできるかは、業務効率に直結します。
そのため、管理画面がスマートフォンの表示に最適化されているか、または専用の管理アプリが提供されているかを確認しましょう。
直感的に操作できるインターフェースであれば、PCが苦手なスタッフでもスムーズに予約管理業務を行うことができます。
オンラインでの事前決済機能はついているか
オンラインでの事前決済機能は、無断キャンセルを効果的に防止する手段です。
事前に支払いが行われることで、顧客の予約に対する責任感が高まります。
また、当日の会計業務が不要になるため、受付対応がスムーズになり、顧客満足度の向上にも寄与します。
特に、飲食店やサロン、コンサルティングなど、予約に合わせて準備が必要な業種にとっては重要な機能です。
導入を検討する際は、クレジットカード決済だけでなく、他の多様な決済手段に対応しているかも確認しておくと良いでしょう。
無料プランで利用できる機能の範囲はどこまでか
多くの予約フォーム作成ツールには無料プランが用意されていますが、その機能範囲はサービスによって大きく異なります。
無料のプランでチェックすべき主な制限事項は、月間の予約受付件数、作成できるフォームの数、顧客登録数の上限などです。
無料ツールの多くは、予約件数や顧客数が増えると有料プランへの移行が前提となる設計です。
また、自動リマインドメールや決済機能といった便利な機能が有料プラン限定の場合もあります。
まずは無料プランで基本的な運用を試し、将来的に事業が拡大した際に、有料プランへ移行することでどのような機能が使えるようになるのか、料金体系と合わせて確認しておくことが重要です。
顧客情報を一元管理できるか
予約フォームは、単に予約を受け付けるだけでなく、重要な顧客情報を蓄積するデータベースとしての役割も担います。
ツールに顧客管理機能(CRM)が備わっていれば、予約時に入力された氏名や連絡先、過去の利用履歴などを一元管理できます。
これにより、顧客ごとのカルテを作成したり、リピート促進のためのメールマガジンを配信したりと、マーケティング施策に活用できます。
また、kintoneのような外部のCRMツールやSFAと連携できるかどうかも、すでに別のシステムを導入している場合には重要な選定ポイントとなります。
セキュリティ対策は万全か
予約フォームでは、氏名、メールアドレス、電話番号といった個人情報を扱います。
場合によってはクレジットカード情報を取り扱うこともあるため、セキュリティ対策はツール選びにおける最重要項目です。
具体的には、送受信されるデータを暗号化する「SSL/TLS通信」に対応しているかは必須条件です。
加えて、不正アクセス防止策や、サーバーの脆弱性対策が適切に行われているか、プライバシーマークやISMS認証を取得しているかなども、サービスの信頼性を判断する指標となります。
顧客の情報を守ることは、事業の信頼を維持するために不可欠です。
一度に複数券種、複数枚購入が可能か
予約システムを選定する際、一度の申し込みで複数の券種や枚数を選択できるかは非常に重要なポイントです。
例えば、家族で水族館へ出かける場合、大人2枚と子供1枚といった組み合わせで、全員分のチケットをまとめて申し込みたいと考えるのが一般的です。しかし、簡易的な予約システムや無料ツールの中には、1回の操作で1つの券種を1枚しか予約できない仕様のものも少なくありません。このような制限があると、家族分のチケットを確保するために何度も同じ入力を繰り返す必要があり、ユーザーに多大な手間を強いてしまいます。
こうした不便さは予約の離脱を招き、結果として機会損失につながる恐れがあります。また、運営側にとっても、予約データが人数分に分断されることで、当日の受付対応や照合業務が複雑化し、負担が増大する要因となります。イベントや施設運営において、グループ利用が想定される場合には、複数券種の同時購入が可能かどうかを必ず事前に確認しておくべきです。
知っておきたいGoogleフォームのメリット・デメリット
Googleフォームは、無料でフォームを作成できるツールであり、予約管理の出発点として利用を検討されることがあります。
しかし、その手軽さの裏側には、本格的な予約システムと比較した場合の限界も存在します。導入を決定する前に、コスト面や操作性といったメリットと、予約管理に特化していないがゆえのデメリットの両方を正確に理解しておくことが重要です。
これにより、自社の運用スタイルに本当に合っているのか、将来的に他のシステムへ移行する必要があるのかを見極めることができます。
Googleフォームは、少人数の予約や、日時が固定されていない問い合わせ型の予約には適しています。
一方で、定員管理や当日の受付対応、参加者確認が必要な施設・イベント予約では、運用負荷が高くなりやすい点に注意が必要です。
Googleフォームで予約管理を行うメリット
Googleフォームを予約管理に利用する最大のメリットは、完全無料で利用できる点です。
初期費用や月額費用がかからないため、コストを抑えたい小規模事業者や個人事業主、期間限定のイベントに最適です。
また、多くの人がGoogleのサービスに慣れ親しんでいるため、操作方法の習得が容易であることも利点です。
さらに、Googleスプレッドシートと自動連携できるため、予約データを一覧で簡単に管理・分析できます。
シンプルな構造ゆえに、質問項目などを柔軟にカスタマイズできる自由度の高さも魅力の一つです。
Googleフォームで予約管理を行うデメリット
Googleフォームの主なデメリットは、予約管理に特化した機能が標準で備わっていない点です。
特に、予約枠の在庫を自動で管理する機能がないため、手動で上限を管理しないとダブルブッキングが発生するリスクがあります。
また、オンライン決済機能や、予約日時の前日に自動でリマインダーメールを送信する機能もありません。
デザインのカスタマイズ性にも限りがあり、ウェブサイトのブランドイメージと完全に一致させるのは難しい場合があります。
これらの機能を実現するには、専門知識を要するアドオンやスクリプトの導入が必要となります。
【図解】Googleフォームで予約フォームを作成する5つのステップ
専門的なツールを導入する前に、まずは無料で手軽に予約フォームを作成したい場合、Googleフォームが最適な選択肢です。
ここでは、Googleアカウントさえあれば誰でもすぐに始められる、予約フォームの作成手順を5つのステップに分けて具体的に解説します。
各ステップの操作は非常にシンプルで、専門的な知識は不要です。
この手順に沿って進めることで、基本的な機能を持ったオンライン予約フォームを短時間で完成させることができます。
ステップ1:Googleアカウントでログインし、新しいフォームを作成する
はじめに、お使いのWebブラウザでGoogleフォームの公式サイトにアクセスします。
Googleのアカウントでログインしていない場合は、ログインを求められます。
ログイン後、フォームの作成画面が表示されるので、「新しいフォームを作成」の中から「空白」のテンプレートを選択します。

既存のテンプレートから選ぶこともできますが、今回は基本的な作成方法を理解するために、何もない状態からスタートします。
これで、フォームを作成するための準備が整いました。
Googleの各種サービスと同様の直感的なインターフェースで操作できます。
ステップ2:フォームのタイトルと説明文を入力する
新しく作成したフォームには、まず「無題のフォーム」というタイトルが設定されています。
この部分をクリックし、「〇〇予約フォーム」や「イベント参加申し込みフォーム」など、ユーザーが一目でフォームの内容を理解できるタイトルに変更しましょう。

次に、タイトルの下にある「フォームの説明」欄に、予約に関する補足情報を入力します。
例えば、サービスの所要時間、注意事項、当日の持ち物、キャンセルポリシーなどを記載しておくと、ユーザーが安心して予約手続きを進められます。
必要に応じて、漢字にルビを振るなどの配慮も有効です。
ステップ3:予約に必要な質問項目(氏名、希望日時など)を設定する
次に、予約を受け付けるために必要な質問項目を追加していきます。
デフォルトで用意されている質問欄に「お名前」と入力し、回答形式が「記述式」になっていることを確認します。
右側の「+」ボタンを押すと新しい質問を追加できるので、「メールアドレス」「電話番号」といった項目も同様に作成します。

予約希望日時を尋ねるには、「希望日」という質問を作成し、回答形式を「日付」に設定します。
「希望時間」では、回答形式を「プルダウン」や「ラジオボタン」にして、あらかじめ選択肢(例:「10:00~」「11:00~」)を用意しておくと、ユーザーが日程を選びやすくなります。

ステップ4:回答の集計先としてスプレッドシートを連携させる
フォームに送信された予約情報を効率的に管理するため、Googleスプレッドシートと連携させます。
フォーム編集画面の上部にある「回答」タブをクリックし、緑色のスプレッドシートのアイコンを選択します。
「新しいスプレッドシートを作成」にチェックが入っていることを確認し、「作成」ボタンを押します。

これにより、フォームへの回答がリアルタイムでスプレッドシートに自動的に記録されるようになります。
予約状況を一覧で確認できるため、手動で転記する必要がなく、データの並べ替えや絞り込みも可能です。
ステップ5:作成したフォームをWebサイトやSNSで共有する
予約フォームが完成したら、画面右上にある「送信」ボタンをクリックします。送信方法を選択する画面が表示されるので、クリップの形をしたアイコンを選択すると、フォームへの共有リンクが生成されます。このリンクをコピーして、自社のWebサイトやSNS、メールマガジンなどに貼り付けることで、顧客を予約フォームへ誘導できます。「ご予約はこちら」といったボタンを設置してリンクを設定するのが一般的です。
また、埋め込み用のHTMLコードを取得するアイコンからは、Webサイトのページ内にフォームを直接表示させることも可能です。
Googleフォームを簡易的な予約システムとして運用するコツ
Googleフォームは手軽に作成できる一方で、標準機能だけでは本格的な予約システムとして運用するにはいくつかの課題があります。
例えば、予約が入るたびに手動で確認メールを送ったり、予約枠の上限管理を手作業で行ったりするのは非効率です。
しかし、Googleが提供する「アドオン」や「GoogleAppsScript」といった拡張機能を活用することで、これらの課題を解決し、よりシステムに近い形で運用することが可能になります。
アドオンを導入して予約受付メールを自動で返信する
Googleフォームの標準機能には、回答者が回答のコピーを希望した場合に自動で返信する機能があります。ただし、メールの件名や本文の編集はできません。この点を補うために、「Email Notifications for Google Forms」といったアドオンを導入するのが有効です。Google Workspace Marketplaceから簡単に追加でき、フォームに回答が送信されたタイミングで、あらかじめ設定した件名と本文の確認メールを回答者のメールアドレス宛に自動で送信できます。
この自動返信機能により、顧客は予約が正常に完了したことをすぐに確認できるため、安心感を与えることができます。
スクリプトを活用して予約数の上限を設定する
特定の日時やコースに予約が集中し、定員を超えてしまうダブルブッキングは、Googleフォーム運用時の大きな課題です。
これを解決するには、GoogleAppsScript(GAS)というプログラミング環境を活用する方法があります。
GASを使ってスクリプトを組むことで、「特定の日時の予約数が上限に達したら、その選択肢をフォームから自動的に削除する」といった処理を自動化できます。
これにより、手動での予約枠の管理が不要になり、定員管理の精度を大幅に向上させることが可能です。
設定には専門知識が必要ですが、多くの解説サイトが存在します。
Googleフォームの運用に限界を感じたら、専用予約システムという選択肢
予約件数が増えてきたり、イベントやセミナーなど参加者管理が重要なケースでは、Googleフォームの運用に手間や限界を感じる場面も出てきます。そのような場合には、予約管理や参加者管理に特化した専用のシステムを検討することも選択肢の一つです。
例えば、施設・イベント運営向けの電子チケットサービス「クラウドパス(クラパス)」では、予約受付から参加者情報の管理までを一元化できます。電子チケット機能や時間精算機能、整理券機能などを備えており、イベント規模が大きくなった場合でも、参加者管理や当日の運営をスムーズに行いやすい点が特徴です。
Googleフォームでの運用が難しくなってきたタイミングで、こうした専用サービスを併用・切り替えることで、予約・受付業務の負担軽減につながります。
おすすめの無料予約フォーム作成ツール比較一覧表
これから紹介する10種類の予約フォーム作成ツールについて、主な機能や特徴、無料プランで利用できる範囲などを一覧表にまとめました。
この比較表を参照することで、各ツールの強みや違いが一目で分かります。
例えば、決済機能の有無、カレンダー連携の可否、デザインのカスタマイズ性、特定の業種への特化度合いなどを比較することが可能です。
まずはこの表で全体像を把握し、気になるツールがあれば、以降で解説する個別の詳細な説明を確認して、自社の要件に最も合致するツールを見つけてください。
【2026年最新】無料で使える!おすすめ予約フォーム作成ツール10選
ここでは、無料で利用を開始できる、おすすめの予約フォーム作成ツールを10個厳選して紹介します。
予約フォームに求められる機能は、業種によって異なります。例えば、店舗型ビジネスでは事前決済や顧客管理が重要になり、イベントやセミナーでは参加者管理や当日の受付機能が重視されます。
ネット上で手軽に予約受付を始めたいフリーランスの方から、多機能なサービスを求める中小企業まで、様々なニーズに対応するツールをピックアップしました。
デザイン性、決済機能、顧客管理機能、外部サービスとの連携など、それぞれのツールの特徴をルポします。
自社の業種や目的に合わせて比較検討し、最適なツールを見つけるための一助としてください。
【CLOUD PASS】施設・イベント予約に特化した電子チケット型予約システム
CLOUD PASS(クラウドパス)は、イベントや施設予約に特化した電子チケット型の予約・受付管理システムです。Googleフォームや汎用的な予約フォームでは、予約受付までは対応できても、当日の受付対応や参加者確認、入場管理まで含めた運用には工夫や手作業が必要になるケースが少なくありません。
クラウドパスでは、予約受付と同時に電子チケットを発行し、当日はQRコードによる受付・参加者確認まで一元管理が可能です。これにより、受付時の確認作業や名簿チェックの負担を軽減し、イベント当日の運営をスムーズに行えます。
また、時間指定予約や整理券配布、複数券種の設定などにも対応しており、小規模イベントから施設運営、期間限定イベントまで、運用規模に応じた予約管理がしやすい点も特徴です。
さらに、クラウドパスは無料プランから利用できるため、まずは小規模なイベントやテスト運用として試しやすく、Googleフォームでの運用と比較しながら自社に合った管理方法を検討できます。
【formrun】シンプルで直感的に使える多機能ツール
formrunは、専門知識がなくても最短30秒で予約フォームを作成できるツールです。
豊富なテンプレートが用意されており、デザイン性の高いフォームを直感的な操作で作成できます。
最大の特徴は、集まった予約情報をカンバン方式の画面で管理できる点です。
「未対応」「対応中」「完了」といったステータスをドラッグ&ドロップで簡単に変更でき、チームでの情報共有や進捗管理をスムーズに行えます。
無料プランではフォーム作成数に制限がありますが、基本的な機能が充実しているため、手軽に始めたい方に最適です。
【STORE】決済機能に強く、店舗運営をサポート
STORES予約は、特に店舗型ビジネスの運営を強力にサポートする予約システムです。
事前決済機能が充実しており、クレジットカード決済を手軽に導入できます。
これにより、無断キャンセルを抑制し、当日の会計業務を効率化します。
飲食店やレストランの来店予約はもちろん、テイクアウトの注文受付にも対応可能です。
顧客管理機能も備わっており、来店履歴に基づいたアプローチができます。
多くのお店で必要とされる機能を網羅しており、集客からリピート促進までを一元管理したいオーナーに適しています。
【SelectType】デザイン性の高いフォームを簡単に作成
SelectTypeは、豊富なテンプレートと高いカスタマイズ性が特徴の予約フォーム作成ツールです。
用意されているテンプレートはどれもおしゃれで、企業のブランドイメージやウェブサイトのデザインに合わせて、色やフォント、背景画像を自由に変更できます。
これにより、他社と差別化されたオリジナリティのある予約フォームを簡単に作成可能です。
デザインにこだわりたいサロンやスタジオ、クリエイターなど、世界観を大切にするビジネスに最適です。
見た目の美しさで、ユーザーの予約意欲を高める効果が期待できます。
【RESERVA】顧客管理からメルマガ配信まで一元管理
RESERVAは予約管理機能に加えて強力な顧客管理(CRM)機能を統合した予約システムです。
予約時に入力された顧客情報は自動でデータベースに蓄積され利用履歴や属性に基づいたセグメント分けが可能です。
この顧客リストに対してターゲットを絞ったメールマガジンやクーポンを配信する機能も備わっており効果的なリピート促進策を実施できます。
予約受付から顧客育成までを一気通貫で行いたい事業者にとって非常に費用対効果の高いツールです。
導入実績も豊富で幅広い業種で活用されています。
【Liny】LINEと連携して予約率アップを実現
LinyなどのLINE連携型予約システムは、多くの人が日常的に利用するLINEアプリを通じて予約を完結できる点が最大の強みです。
ユーザーは新たなアプリをインストールしたり、会員登録したりする手間なく、使い慣れたインターフェースで手軽に予約できます。
LINE公式アカウントの友だちになっている顧客に対して、予約リマインダーやメッセージを直接送信できるため、予約の確認や来店促進がスムーズに行えます。
顧客との距離が近いコミュニケーションを実現し、エンゲージメントを高めたい場合に最適な選択肢です。
【ChoiceRESERVE】豊富なテンプレートで業種問わず対応
多様な業種に特化したテンプレートが豊富に用意されているツールは、フォーム作成の手間を大幅に削減します。
例えば、美容サロン向けの指名予約、クリニックの診療予約、フィットネススタジオのグループレッスン、個人のカウンセリングセッション、学習塾の体験レッスン、採用活動の面接日程調整、不動産の内覧見学、各種相談会など、特定の用途に合わせて最適化された項目があらかじめ設定されています。
これらのテンプレをベースに少し修正を加えるだけで、すぐに実用的な予約フォームを公開できます。
【ContactForm7】WordPressサイトならプラグインで簡単導入
WordPressでウェブサイトを運営している場合、予約フォーム機能を持つプラグインを導入するのが最も手軽な方法です。
「ContactForm7」に予約機能を追加するアドオンや、「MTSSimpleBooking」のような予約専用プラグインを利用することで、既存のサイト内にシームレスに予約機能を統合できます。
外部サービスへページ遷移させる必要がないため、ユーザーの離脱を防ぎやすいというメリットがあります。
デザインのカスタマイズもテーマに合わせて行いやすく、サイト全体の統一感を保ちながら、低コストで予約システムを構築可能です。
【Airリザーブ】上場企業が提供する安心のセキュリティ
Airリザーブは、リクルートが提供する予約管理システムです。
上場企業が運営しているという信頼性と、堅牢なセキュリティ体制が大きな特徴です。
無料で利用できるフリープランでも基本的な予約管理機能は十分に備わっており、電話予約などのオフライン予約も一元管理できます。
国内最大級の集客サイトであるホットペッパービューティーやホットペッパーグルメとの連携も視野に入れている事業者にとっては、スムーズな導入が期待できる選択肢です。
安心感を重視する事業者におすすめのサービスといえます。
【Microsoft Forms】外部サービスとの連携機能が充実
Microsoft Formsは、Microsoft365ユーザーにとって非常に連携しやすいフォーム作成ツールです。
Formsで受け付けた予約情報は、Power Automateを活用することで、Outlookカレンダーに自動で登録したり、Teamsに通知を送ったりといった業務の自動化を容易に実現できます。
また、回答データはExcelで簡単に出力・分析が可能です。
すでに業務でMicrosoftの各種サービスを日常的に利用している企業であれば、既存のワークフローにスムーズに予約管理を組み込むことができ、学習コストを抑えながら効率化を図れます。
【Peatix】イベントやセミナーの集客に特化
Peatixといったサービスの予約フォームは、単発のイベントやセミナーの申し込み管理に特化しています。
これらのサービスでは、イベントページの作成からチケットの販売、参加者リストの管理、当日の来場者受付まで、イベント運営に必要な機能が一通り揃っています。
有料チケットの事前決済はもちろん、無料イベントの参加申込みにも対応可能です。
イベント情報を各サービスのプラットフォーム上で公開することで、新たな層への告知効果も期待できます。
定期的なセミナーや大規模イベントを開催する際に非常に便利なツールです。
予約フォームに関するよくある質問
予約フォームの導入を検討する際には、料金体系や具体的な使い方、トラブルへの対処法など、様々な疑問が生じます。
ここでは、多くの事業者が抱きがちな質問とその回答をまとめました。
無料ツールの継続利用に関するコストの問題や、自社サイトへの埋め込み方法、ダブルブッキングのような運用上の課題を防ぐ具体的な方法について解説します。
海外からの予約を想定した英語対応フォームの作成可否など、一歩進んだ疑問にも触れていきます。
Q. 無料ツールを使い続けても、後から料金が発生することはありませんか?
基本的に、提供されている無料プランの機能範囲内で利用を続ける限り、後から料金が請求されることはありません。
ただし、月の予約受付件数が上限を超えたり、有料プラン限定の機能を利用したくなったりした際には、別途有料プランへのアップグレードが必要になります。
各ツールの公式サイトで無料プランの利用条件を事前に確認しておくことが重要です。
Q. 作成した予約フォームを自社のホームページやブログに埋め込むことは可能ですか?
はい、ほとんどの予約フォーム作成ツールで可能です。
ツール側で生成される「埋め込みコード(HTMLコード)」をコピーし、自社のホームページやブログのHTML編集画面に貼り付けるだけで簡単に設置できます。
これにより、ユーザーは外部サイトに移動することなく、ページ内でシームレスに予約を完了させることができ、離脱率の低下につながります。
Q. ダブルブッキングや無断キャンセルを効果的に防ぐ方法はありますか?
ダブルブッキングを防ぐには、予約枠をリアルタイムで管理できるカレンダー連携型の予約管理システムを導入することが有効です。手動管理と異なり、予約が入った瞬間に枠が自動で埋まるため、同一枠への重複予約を物理的に防げます。
例えば、1つの大きなイベント内で複数のセミナーが同時開催され、来場者が個別に参加枠を選択するようなケースでは、その分野に特化した予約サービスを選択するべきでしょう。
また、無断キャンセル対策としては、事前決済機能の導入や、予約日前に自動送信されるリマインドメール機能が効果的です。さらに、予約の変更やキャンセルを顧客自身で簡単に行える仕組みを整えることで、連絡の手間を減らし、無断欠席の発生を抑制しやすくなります。
まとめ
オンライン予約フォームの導入は、24時間体制での予約受付を可能にし、手作業による管理業務を大幅に削減する有効な手段です。
Googleフォームや各種無料ツールを活用すれば、コストをかけずに始めることが可能です。
しかし、事業の規模や将来の展望によっては、カレンダー連携や事前決済、顧客管理機能を備えた専用の予約システムの導入を比較検討することが求められます。
自社に最適なツールを選定し、入力項目を減らすなどの工夫を凝らすことで、予約獲得の最大化が期待できます。
まずはGoogleフォームや無料ツールで予約受付を始め、運用に慣れてきた段階で、定員管理や受付対応が必要になれば専用の予約・受付管理システムを検討する、という段階的な導入がおすすめです。


