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券売機とは?6つの種類の特徴と選び方・活用シーンについて

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券売機とは、商品の注文受付から決済、チケット・入場券の発行までを自動化できる機器のことです。飲食店の食券販売だけでなく、レジャー施設や観光施設における入場券の販売、イベントでのチケット発券など、さまざまなシーンで活用されています。

人手不足の解消や業務効率化、会計ミスの防止といったメリットがある一方で、「どの種類を選べばいいのか」「自社の運用に合うのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、券売機の基本的な仕組みや種類ごとの特徴、選び方や具体的な活用シーンまでを分かりやすく解説します。導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

券売機とは

「券売機」とは、利用者が希望するサービスや商品のチケット販売を行う事前決済システムのことです。利用者がお金を支払って希望するメニューを選択すると、目的のチケットが自動的に発券されます。飲食店、施設、イベント受付などでよく見かけるのではないでしょうか。

従来の方法であれば、チケットを販売するには受付やレジを設置して、スタッフによる対応が必要でした。しかし券売機があれば利用者自らが操作して、決済を済ませるため業務効率化に役立ちます。

以上のように、スタッフが常駐しなくてもチケットを販売できる仕組みが券売機です。

券売機の仕組み

券売機の基本的な仕組みとは次のとおりです。

【券売機の仕組み】
1.紙幣や硬貨を投入する
2.希望する商品・メニューが記載されたボタンを押す
3.チケットが発券される

中にはキャッシュレス対応の券売機もあり、その場合は希望のボタンを押してから決済で支払う流れとなります。近年は物理的なボタンの代わりに、タッチパネルで操作する券売機も増えています。

最も基本的な券売機の仕組みをご紹介しましたが、基本的に「利用者が決済を終えると希望するチケットが発券される」という流れは同じです。

券売機の種類

少し触れましたが、券売機にはさまざまな種類があります。これから券売機を導入すべきかと検討されているなら、まずは券売機の種類について知っておきましょう。

種類①タッチパネル式券売機

「タッチパネル式券売機」とは、タッチパネルを操作して精算・発券するタイプのことです。大きなタブレットのような感覚で物理的なボタンがありません。直感的に操作でき、見た目がスマートである点が特徴でしょう。

また企業側としては、メニューや商品の変更が簡単であることと、商品の写真を掲載できることがメリットと言えます。設定画面からメニュー・商品を簡単に追加・削除できるため、期間限定のメニューも掲載可能です。飲食店であれば、商品の写真を登録することで利用者の目を引きやすくなります。

ボタンがなく画面だけの券売機であれば、タッチパネル式券売機だと考えてください。

種類②ボタン式券売機

「ボタン式券売機」は、物理的なボタンを押してチケットを発券するタイプ。ボタンにメニュー名や商品名、金額が印字されており、現金を投入してボタンを押すことで発券されます。

ご紹介する券売機の種類の中では最も古くから使われてきたタイプなので、ご高齢の方でも操作しやすい傾向があります。しかしメニューや商品の変更が難しいことや、商品の写真を掲載できないことなどがデメリットであると言えるでしょう。

利用者の年齢層が幅広いのであれば、ボタン式券売機が利用者にとって使いやすいと考えられます。

種類③キャッシュレス対応券売機

クレジットカードや電子マネー、QRコードでの支払いに対応しているのが「キャッシュレス対応券売機」です。キャッシュレス化が進んでいる現代において普及が進んでいます。

現金のみの券売機であれば、本体内部に現金が溜まる仕組みです。しかしキャッシュレス対応券売機は溜まる現金が少なく、現金の管理が楽になるでしょう。またキャッシュレス決済を好む利用者の要望に応えることにより、顧客満足度が向上することも考えられます。現金支払いよりもスピーディーに精算できるため、混雑緩和にも役立つはずです。

さまざまな支払い方法を利用できるため、利用者の幅も広がります。

種類④自動精算対応券売機

「自動精算対応券売機」は、現金の管理を自動的に行うタイプの券売機のことを指します。利用者が現金を投入すると自動的に釣銭を計算し、正確な金額の釣銭を返します。

レジでの人為的ミスを軽減したり、スタッフによる現金管理の手間を省くために便利でしょう。また現金をすべて券売機の中で管理できるようになるため、現金が紛失したり盗難されたりなどのリスクもなくなります。

種類⑤小型券売機

カウンターの上などの狭いスペースに設置できるのが「小型券売機」です。卓上タイプや壁掛けタイプなどがあり、据え置き型の券売機を設置するスペースがない店舗や施設において重宝するでしょう。

スペースを準備しなくても設置できること、設置場所を簡単に変えられることなど、小型であるからこそのメリットがあります。ただし機能性が優れている製品は少なく、最小限のスペースと機能で券売機を利用したいときに最適です。

種類⑥多機能型券売機

「多機能型券売機」とは、さまざまな機能が搭載されている上位モデルのことを指します。先に解説したタッチパネル式券売機、キャッシュレス対応券売機も多機能型券売機に分類されることが多いでしょう。

その他にも翻訳機能があったり、ニーズに合わせたカスタマイズが可能であったりと利便性に富みます。サービスの品質向上を狙え、幅広い利用者から満足してもらえるはずです。本体価格は高額となりますが、ハイエンドな券売機を導入したい場合におすすめします。

食券機・発券機・精算機との違い

「利用者自らが精算を済ませてチケットを発券する機械」というと、券売機以外の機械を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。食券機、発券機、精算機も同様のものだと感じてしまうかもしれません。

しかしそれぞれ特徴や役割に違いがあります。食券機・発券機・精算機は、券売機とはどのように違うのか見ていきましょう。

食券機

「食券機」は飲食店で導入される「食券」を販売するための機械です。フードコートやパーキングエリア、定食屋の入口でよく見かけるタイプが食券機と呼ばれるもの。小さめの飲食店では広く導入されています。

見た目は券売機に似ていると思われるでしょう。しかし券売機は利用者自らが支払いとメニュー選択を行い、ホールに注文内容を伝えるための連携機能が搭載されている製品も多く見られます。また厨房プリンタと連携しているものも少なくありません。

つまり食券機は、飲食店用に特化した機器だと言えます。券売機は飲食店はもちろん、施設やイベントでも利用されるので、用途に違いがあると考えられるでしょう。

発券機

「発券機」とはチケットや券を発行する機械のことです。券売機は支払いとチケット発券を行う機械ですが、発券機は支払いがなくても発券を行うことがあります。たとえば銀行や役所に設置されている、順番を記した券を発券する機械が代表的でしょう。

発券機は券を発券することにおいて券売機と似ていますが、支払いがなくても発券されます。対して券売機は「券」を「売る」機械であるため、支払いの有無が大きな違いです。

精算機

「精算機」は料金の精算を行う機械のことを指します。用途が精算を済ませることであるため、券やチケットが発行されないこともあります。わかりやすい例で言えば、地下鉄の改札近くに設置されている乗越精算を行う機械が精算機です。

機械で支払いを行うことが券売機との共通点であるものの、発券されないこともあることが違いとなります。精算機は精算に特化した機械であると考えてください。

券売機の選び方

それではこれから券売機の導入を検討している方に向けて、券売機の選び方について解説していきます。券売機にもさまざまな種類があることをご紹介してきました。自社にとって本当に役立つ券売機を導入するには、次の選び方に沿って製品選びを行うようにしましょう。

選び方①直感的な操作ができるか

まずは直感的な操作ができるかどうかを確認してください。

券売機とは店舗や施設、イベントに訪れた多くの方が利用するものです。どのような方でも使いやすい設計になっていることが好ましいでしょう。使い方がわかりにくければ、チケット購入を諦めてしまう可能性があります。

初めて券売機を操作する方にとってもわかりやすいこと、シンプルな操作であることが重要です。券売機を使ったことがない人の気持ちになり、直感的な操作ができるかどうかを確かめましょう。

選び方②キャッシュレス決済対応が可能か

キャッシュレス決済に対応しているかどうかもポイントのひとつです。

昨今においてはキャッシュレス決済の利用者が増えていて、2024年度のキャッシュレス決済比率は42.8%にも上りました。現金支払いの方のほうが多いとは言え、約半数の方がキャッシュレス決済を希望していることがわかります。
出典:経済産業省:2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました

つまりキャッシュレス決済に対応していない券売機を導入すると、売上機会を逃してしまう可能性があるということです。券売機の導入によって業務を効率化するとともに売上アップを期待するなら、キャッシュレス決済対応券売機を選ぶべきでしょう。

選び方③導入後のサポート体制が充実しているか

導入後のサポート体制が充実しているかどうかも欠かせないポイントとなります。券売機が故障したりエラーになったりしたときの対応や、メンテナンス対応について確認しておくことは重要です。確認するときには、カスタマーサポートの対応時間や連絡方法、定期メンテナンスへの対応について確かめてください。

券売機が使えなくなってしまうと、当日の運営が難しくなることもあります。迅速に対応してくれるサポート体制が敷かれているようであれば、導入後のもしものときも安心です。

選び方④多言語に対応しているか

券売機を選ぶなら、多言語に対応しているものを選びましょう。特にインバウンド需要を狙う企業であれば、他言語対応であることは必須であると言えます。

多言語対応の券売機を導入すれば、外国の方でも気軽に店舗や施設、イベントを利用できるはずです。日本語が読めない方でもミスなくチケットを入手できるようになるため、トラブルのリスクも軽減されます。

多機能型券売機ではほとんどの製品が多言語に対応しているはずです。導入する際には外国人の利用も考慮したうえで、多言語対応のものを選ぶとより幅広い利用者を呼び込めるでしょう。

券売機の価格相場

券売機の価格は種類によって次のように異なります。

【価格相場】
●ボタン式券売機(低額紙幣対応):50~80万円
●ボタン式券売機(高額紙幣・釣銭対応):100~200万円
●タッチパネル式券売機(キャッシュレス中心):40〜100万円
●タッチパネル式多機能券売機(現金+キャッシュレス・釣銭機能あり):150~350万円

シンプルな造りのボタン式券売機は比較的安価です。しかし五千円札以上の高額紙幣に対応しているボタン式券売機なら、多機能型券売機と変わらない価格になることもあります。キャッシュレス対応多機能型タッチパネル式券売機は、券売機の中でもハイエンドモデルです。しかし高額紙幣対応のボタン式券売機と本体価格はそれほど変わりません。

券売機導入に費やせる予算を算出したうえで、どのくらいの価格帯のものを購入するか判断してください。券売機は種類によって使い勝手や機能性が違い、高額なものほど機能性が高くなります。しかしやはり、予算も含めて製品選びを進めるべきでしょう。

券売機を導入する際に使用できる補助金制度

券売機を導入する際には、補助金制度を利用できる可能性があります。

【補助金制度一覧】
●IT導入補助金
●ものづくり補助金
●中小企業省力化投資補助金
●働き方改革推進支援助成金
●小規模事業者持続化補助金
●業務改善助成金
●経営継続補助金

ハイエンドの券売機を導入しようとすると、200~350万円ほどの費用がかかります。初期費用が高くて導入しづらいと思われるかもしれませんが、券売機導入によって補助金が利用できるかもしれません。

もちろん各制度の条件を満たさなければなりませんが、もし申請が通れば導入金額の半額を補助してもらえる制度も。コスト面で券売機の導入に二の足を踏んでいるなら、補助金の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

券売機の活用が適したシーン

最後に、券売機の活用が適した4つのシーンをご紹介します。

シーン①大規模イベント

大規模イベントは券売機の活用に適した代表的なシーンです。例えば、スポーツのスタジアムやアリーナにおける当日券販売が挙げられます。

このような現場では、「事前にオンラインで購入していない来場者」や「スマートフォンを利用しない子ども・高齢者」など、当日現地でチケットを購入したいニーズが一定数発生します。

多くの来場者が集中する環境でスタッフが対面販売を行うと、受付の混雑や待ち時間の増加、釣銭ミスや販売ミスのリスクが高まります。一方、券売機を導入すれば、注文・決済・発券までをセルフで完結できるため、販売スピードが向上し、オペレーション負荷を大幅に軽減できます。

シーン②アミューズメント施設

アミューズメント施設に券売機を設置するのもおすすめです。映画館やカラオケボックス、ネットカフェ、動物園、水族館などが該当します。

特に動物園や水族館などは、利用者の要望がそれほど細かくありません。年齢ごとの入場券を購入してもらうだけなので、シンプルな券売機でも対応できるはずです。アミューズメント施設でより業務効率を高めたいと考えられているなら、券売機の導入を検討してみてください。

シーン③美術館・博物館・テーマパーク

テーマパークや美術館、博物館も券売機導入に適しています。チケット販売を券売機に任せれば人がレジ業務を行う必要がなくなり、チケットの確認により多くのスタッフを配置できるようになるはずです。その分、入場がスムーズになるでしょう。セキュリティゲートとともに導入すれば、さらにチケット確認のスタッフも不要となります。

美術館やテーマパークなどの施設は、開園・開館時間中にいつ利用者が訪れるか予測しにくいものです。利用者が訪れるのを受付で待っているのは効率的ではないと思われるのではないでしょうか?券売機を導入すれば人件費削減につながるとともに、人手不足対策にも貢献します。

シーン④飲食店

券売機は飲食店での食券販売にもおすすめです。レジ対応をする必要がなくなることはもちろん、事前決済をすることにより無銭飲食防止にも役立ちます。

ただし飲食店の場合は、料理の見た目を知ってもらうことも大切でしょう。外国人の旅行者が訪れる機会も多いと考えられます。そのためタッチパネル式で多言語対応の、多機能型券売機を設置が良いでしょう。タッチパネル式であれば、料理の写真も登録できます。

飲食店にとっての券売機は、店舗内の業務改革に欠かせない設備とも言えるでしょう。

券売機とは無人チケット販売・精算システム

券売機は、無人でチケットの販売から精算までを行える機器であり、現地でのチケット販売を効率化し、混雑緩和や人的ミスの削減に大きく貢献します。特にスポーツ施設やアミューズメント施設では、当日券の販売手段として安定した運用を支える重要な役割を担います。

CLOUD PASSと連携することで、Web・窓口・券売機など複数チャネルでの在庫・販売情報を一元管理でき、販売状況をリアルタイムで把握しながら運用することが可能です。これにより、売り越しや在庫管理の手間を防ぎ、よりスムーズなチケット販売を実現します。

また、券売機はレンタルやリースでの導入にも対応しており、初期コストを抑えながらスムーズに運用を開始できます。アミューズメント施設やイベントで券売機の導入をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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