
クラパス活用術
チケット委託販売の手数料&注意点とより効率的な代替手段について
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チケットの委託販売を検討している方に向けて、本記事では仕組みや手数料、注意点を整理しました。
「自社だけでの販売が難しい」「効率的な販売方法を知りたい」とお悩みの方も多いでしょう。
本記事では、チケット委託販売の基本からメリット・デメリットまでを整理し、自社に適した販売方法を判断するためのポイントを解説します。
目次
チケット委託販売とは
チケットの委託販売とは、チケットぴあ・ローチケ・イープラスといったプレイガイドなどの販売会社に、チケットの販売業務を委託する仕組みです。コンサートやライブ、ミュージカルなどの多くのイベントでは、これらの販売会社を通じてチケットが販売されています。
販売会社ごとに強みやユーザー層が異なるため、イベントの趣旨やターゲットに応じて適切な委託先を選ぶことが重要です。
チケット委託販売のメリットとデメリット
チケット委託販売には、業務効率化や販路拡大といったメリットがある一方で、コストや運用制限といったデメリットも存在します。
導入前に両面を理解しておくことが重要です。
それではチケット委託販売を利用するメリット、デメリットについて解説します。
メリット
主なメリットは次のとおりです。
【メリット】
・チケット販売の手間を削減できる
・幅広いターゲットに対して訴求しやすい
・販売促進機能を利用できる
・専門スタッフによるサポートが受けられる
チケット委託販売を利用すると、販売を任せられるため手間が削減され、運営業務に集中しやすくなります。また販売会社の宣伝や販売促進機能によって、幅広いターゲットに対して訴求できることもメリットです。
専門スタッフのサポートにより、チケット販売業務を効率的に進められます。
デメリット
メリットもありますが、次のようなデメリットもあるため委託前に知っておきましょう。
【デメリット】
・初期費用と手数料がかかる
・販売状況を確認しにくい
・チケットのキャンセルや返金に制限がある
・入金までに時間がかかる
運営者自身でチケットを販売する場合には発生しない「初期費用」と「手数料」という2つのコストがかかる点がデメリットです。また、販売状況をリアルタイムで把握しにくく、戦略の変更が遅れる可能性があります。
さらに、入金までに時間がかかるため、資金繰りに影響するケースもあります。
なお、近年ではプレイガイドに委託する方法だけでなく、手数料や運用の自由度、収益性を重視して、主催者自身が販売を行うクラウド型のチケット販売システムを利用するケースも増えています。
クラウド型のチケット販売システムの仕組みや、プレイガイドとの違いをより詳しく知りたい方は、資料をご用意しています。
手数料や収益性の違い、運用フロー、導入事例まで具体的に解説しています。
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チケット委託販売にかかる費用
チケット委託販売のデメリットのひとつとして、コストがかかることを解説しました。それでは一体どのくらいのコストがかかるのでしょうか?基本的な手数料と追加オプション費用の2種類について見ていきましょう。
基本的な手数料
チケット販売を委託するには、まず次のような基本手数料が必要です。
【基本手数料】
・初期設定費用:委託販売サービスを利用する際に必要となる
・販売手数料:チケット1枚の価格に対して5~15%が請求される
・決済手数料:利用者がクレジットカード決済をしたとき3~5%請求される
呼び方は委託会社によって違うかもしれません。中には初期費用や月額利用料がかからず、販売手数料のみで販売してもらえるところもあります。
しかしチケット委託販売ではほとんどの場合、上記の手数料が請求されるため、チケット券面額からマイナスとなるのが基本です。
追加オプション費用
追加オプション機能は、チケットに対して何らかの付加サービスを付ける際に発生します。たとえば座席指定機能がある場合が代表的です。単にチケットを販売するだけでなく、追加オプションを付ける場合にはさらにコストがプラスされます。
チケット委託販売が向いているケース
チケット販売では運営側が販売したほうが良いケースと、チケット委託販売を利用した方が良いケースの2パターンにわかれます。チケット委託販売が向いているのはどのようなケースなのか見ていきましょう。
ケース①大規模なイベントを開催する場合
まずは大規模なイベントを開催する場合です。1,000人、10,000人単位の参加者を見込むイベントであれば、運営者がチケットを販売するには手間がかかりすぎます。かなりの労力が必要となるでしょう。
規模の大きなイベントの場合は、コストがかかってもチケット委託販売会社に任せるべきです。大規模イベントともなれば準備も大変でしょうし、チケット販売に労力を費やすよりも、イベントそのものに力を入れたほうが良いでしょう。
千枚から数千枚単位のチケットを販売するなら、委託されることをおすすめします。
ケース②販売・運営ノウハウが不足している場合
販売・運営ノウハウが不足している場合も、チケット委託販売を利用してください。チケット販売には知識や経験が必要な場面が少なくありません。ノウハウが不足している場合、トラブルへと発展することも考えられます。たとえば初めてイベントを開催する場合であれば、チケット委託販売会社を利用した方が安全です。
委託販売会社ではチケット販売だけでなく、販売戦略を立てたりアフターフォローをしたりと、専任のサポーターからの支援が受けられます。販売枚数にも影響する可能性があるため、販売・運営のノウハウが不足している場合はチケット委託販売の利用を検討しましょう。
ケース③座席管理や抽選など複雑な機能が必要な場合
チケット委託販売に向いているケースとして、座席管理や抽選などの機能が必要な場合もあげられます。たとえば、座席をVIP席・A席・B席・C席に分ける場合や、先行抽選を導入したいケースが該当します。
主催者だけで複雑なチケット管理をするのは簡単ではありません。ともすれば購入者に異なる券種のチケットを振り当ててしまうことも考えられます。
チケット委託販売会社なら、システムによってスムーズに運用でき、人為的ミスも防げます。複雑なチケット販売を行う場合は、委託したほうが主催者・購入者の双方にとって安心です。
セルフ型チケット販売システムとの違い
チケットを販売する方法は、プレイガイドなどに委託する方法だけではありません。近年では、主催者自身がチケットの販売・管理を行う「セルフ型チケット販売システム」を導入するケースも増えています。
それぞれ仕組みや特徴が異なるため、違いを理解したうえで、自社に適した販売方法を選ぶことが重要です。ここでは、チケット委託販売とセルフ型チケット販売システムの違いについて解説します。
違い①業務負担の違い
まずは業務負担が違います。チケット委託販売は販売会社にすべて丸ごと委託できますが、セルフ型販売システムは販売業務のほとんどを自社で行います。たとえば次のような業務を行わなければなりません。
【業務一例】
・販売ページの作製
・決済システムの導入
・決済の管理
・購入者のデータ管理
・問い合わせへの対応
・トラブルへの対応
・経費処理
チケット販売に関する一連の流れは、ほとんど運営企業が行うことになるとおわかりいただけるでしょう。パソコンやスマートフォンでチケット販売の管理ができるメリットがありますが、委託販売に比べると業務負担が大きくなります。
違い②コストの違い
セルフ型販売システムとの違いとして、コストの違いもあげられます。セルフ型販売システムでは、次のようなコストが発生するため、チケット委託販売とはかかるコストが変わります。
【セルフ型販売システムのコスト】
・システム利用料:月額料金で5,000~30,000円/月前後
・決済手数料:クレジットカード決済では3~5%
・サーバー費用:自社にサーバーを設置するための費用
・人件費:自社のスタッフが販売業務を行うための費用
・印刷費用(紙チケットの場合に必要)
チケット委託販売では手数料や初期費用がかかりましたが、セルフ型販売システムではサーバー費用や人件費も必要となります。
もちろん必要な費用はサービスを提供する企業によりますが、セルフ型販売システムの場合はサーバーの設置が必要です。そのためチケット委託販売に比べて初期費用が高額となるでしょう。
違い③顧客データの活用度
最後に顧客データの活用度にも違いが生じます。セルフ型販売システムであれば、購入者データを自社で管理できるため、データ活用性の柔軟度は高くなるはずです。チケット委託販売では販売会社がデータを管理するため、販売中のデータ管理はできません。
しかしチケット委託販売会社によっては、顧客データの取得から分析までを済ませてくれることも。自社での分析が難しい場合は、委託したほうが効率的かもしれません。
セルフ型チケット販売システムの仕組みや、委託販売との違いを詳しく知りたい方は、以下の資料をご覧ください。
手数料やデータ活用、運用方法の違いをわかりやすくまとめています。
自社でデータを活用したチケット販売を行いたい場合は、セルフ型の仕組みを理解しておくことが重要です。
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委託販売の代替手段:セルフ型チケット販売システムという選択肢
チケット委託販売の代替手段として、セルフ型チケット販売システムという選択肢があります。プレイガイドに委託する場合と比べて、手数料を抑えながら自社で販売をコントロールできる点が特徴です。
一方で、販売ページの設定や販売管理、顧客対応などの運用を自社で行う必要があるため、一定の体制が求められます。プレイガイドを利用する場合と比べて、対応範囲が広くなる点には注意が必要です。
ただし、その分、販売状況をリアルタイムで把握し、柔軟に施策を調整できるというメリットもあります。
このように、セルフ型チケット販売システムは柔軟性やデータ活用の面でメリットがある一方、運用面での負担が増える点には注意が必要です。
こうした課題を解消しながら、セルフ型のメリットを活かしたい場合に有効なのが、クラウド型チケット販売システムです。
委託販売会社・サービスの選び方
チケット委託販売について解説してきました。これから委託販売を利用してみようと考えられているなら、委託販売会社・サービスの選び方について知っておきましょう。
チケット委託販売サービスは多数用意されています。自社に適したサービスを選べるように、次の選び方のポイントをチェックしておいてください。
選び方①手数料や費用構造を比較する
まずは手数料や費用構造を比較することから始めましょう。手数料はもちろん、費用構造も業者により違います。手数料は安く抑えられているところもありますし、一部手数料が無料であることもあるため比較してみてください。
チケット委託販売会社の基本的な費用構造については、先に解説しました。その内容を踏まえたうえで、手数料が安く、かつサービス体制が整っているところを選びましょう。
選び方②必要な機能を確認する
次に必要な機能を確認してください。チケットの販売方式によっては座席管理や抽選が必要となることもありますし、決済方法が豊富な方が利用者にとっては利便性が高くなります。たとえばコンビニ決済やクレジットカード決済、PayPay決済など、さまざまな支払い方法に対応している業者の方が、チケットを購入してもらえる確率が高まるはずです。
機能性もチケット委託販売会社により大きく変わるため、自社が必要としている機能が揃っているかを確認したうえで契約することが大切です。
選び方③ターゲット層に合った媒体かどうか
チケット委託販売サービスの選び方として、ターゲット層に合った媒体であるかどうかも確認したいものです。若年層がターゲットであれば、スマートフォンで購入しやすい販売方法の方が良いでしょう。
しかし高齢者層をターゲットにするなら、電話予約に対応しているサービスの方が購入してもらいやすいかもしれません。
ターゲット層を明確にし、該当する層がどのような手段で購入しやすいかを検討したうえでチケット委託販売会社を選びましょう。
選び方④運用サポート体制を確認する
運用サポート体制の確認も欠かさないようにしてください。対応しているサポート時間や曜日、サポート手段をチェックし、困ったことがあってもスムーズに解決できる体制が整えられているかを確認しましょう。
たとえばイベントは金曜日から日曜日にかけて開催されることが多いものです。しかし土日祝日は休業となっている企業は少なくありません。もしイベント当日にトラブルが起きたとしても、サポートセンターに連絡できるかどうかは選び方において重要なポイントとなります。
またチャットや電話に対応しているサポートセンターであれば、迅速な対応が期待できるでしょう。
運用サポート体制を確認しておくことは、イベントが成功するかどうかにも関わる要素であるため、契約前に必ずチェックしてください。
クラウドパスなら委託販売より効率的にチケット販売できる
セルフ型チケット販売システムを検討されるなら、「クラウドパス」を検討するのがおすすめです。
チケット委託販売と比べてコストを抑えながら、自社主体で効率的にチケット販売を行うことができます。
クラウドパスは、チケット販売に必要な機能を備えつつ、販売設定や初期構築のサポートも行っているため、運用負担を軽減しながらスムーズに導入できる点が特徴です。
ここでは、クラウドパスの特徴と、チケット委託販売と比較した際の強みについてご紹介します。
クラウドパスの特徴
クラウドパスはチケット販売に必要な機能を一通り備えたクラウド型のチケット販売システムです。主に次のような機能が搭載されています。
【機能】
・販売チャネル自動一元管理
・抽選販売機能
・座席/配席方法設定
・座席管理
・ルート限定販売機能
・マイページ機能
・柔軟に設定できる販売方法
・顧客データカスタマイズ
・多用な決済方法
チケット委託販売で利用できるものと近い機能が搭載されています。抽選販売や座席指定販売も可能であり、チケット委託販売を使わずとも複雑なチケット販売が可能です。
委託販売と比較したクラウドパスの強み
クラウドパスの強みは、チケット委託販売よりも手数料が安く、顧客データを活用しやすいこと、柔軟に運用しやすいことです。
手数料は初期設定費用とシステム利用料は無料であり、クレジットカード決済手数料は4.0%~。自社で運用するため顧客データも必要に応じて活用できますし、基本機能が充実しているため運用改善も柔軟に行えます。
チケット委託販売よりも安価に、優れた機能をご利用いただけるのがクラウドパスの強みであると言えるでしょう。
こんな主催者にクラウドパスはおすすめ
クラウドパスは次のような方におすすめです。
【おすすめする人】
・複雑なチケット販売を行いたい方
・来場管理データの集計・分析を行いたい方
・初期費用をかけずにチケット販売システムを導入したい方
・担当者によるサポートを受けたい方
・入退場の受付業務をよりスムーズにしたい方
・不正入場に悩んでいる方
抽選や座席指定などのチケットも販売でき、さらに初期費用がかからないチケット販売システムであるのがクラウドパスです。それにも関わらず担当者によるサポートを受けられるため、システムを初めて導入される方でも安心でしょう。
来場者データの管理や集計・分析も行え、QRコードを使えば、入退場の受付業務もスムーズに進められます。認証を受けた人しか入場できないため、不正入場に悩んでいる方にもおすすめです。
【まとめ】委託販売を検討しているならクラウドパスをチェック
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことでチケット委託販売についてご理解いただけたと思います。チケット委託販売はすべての業務を委託できて便利ですが、より低コストで業務効率化を狙える便利な方法も選択肢のひとつです。
クラウドパスはチケット販売から入場管理までを自動化できるシステムで、複雑なチケット販売にも対応しています。チケット委託販売の利用を検討している方は、より低コストで運営効率化を実現できるクラウドパスも検討してみてください。


